カーシェアとは?
若い人の車離れな進む中、車の持ち方が変わってきています。
そんな中、コインパーキングなどで少し前から見かけるようになったカーシェア。
レンタカーやカーリースなど、最近は普通に車を買う以外にも色々な選択肢が増えました。
そこで、今回はその中でカーシェアとはどのようなものなのかについてまとめてみました。
最近の車の保有率
最近では若者の車離れが増えていています。
少し年配の男性に話を聞くと「男は車を持っているものだ!デートに誘うには車がないと!」という言葉が出てきましたが今の時代はそうでもないみたいです。
車を持つ持たないという以前にみなさんの周辺でも免許を持たない人も増えているのではないでしょうか。
田舎で育ったた方は、車がないと出かけるのには不便なので、免許を取るのは当たり前・車を持つのも当たり前という感覚の人が多いと思います。
一軒の家に、家族の人数分の車が並ぶ家も珍しくないです。
しかし、都心で育った人達にとっては公共機関の発達もありそこまで車の必要性を感じることが少ないようです。
車を持つことのメリット・デメリットは?
車を保有するメリット
-自分の時間で行動することができる
-荷物が多くても遠出するのが楽
-レンタカー、カーシェアなどの面倒な手続きが不要
などがあげられます。
車を保有するデメリット
-都心では駐車場を探すのに大変
-都心では駐車料金が高い(一時利用、月極共に)
-ガソリン代やメンテナンス費用などの維持費がかかる
などがあげられます。
マイカーを持つことにメリット、デメリット共にあります。
そんな中で、マイカーを持つほど毎日は使わないけれど必要なときに乗りたい、という希望を叶えてくれるのがカーシェアです。
カーシェアの仕組み、他のサービスとの違い
カーシェアとはどんなものでしょうか。
まずカーシェアサービスを行っている会社に登録を行います。
事前登録を済ませると車を使いたいときにパソコンやスマートフォンから予約ができるようになりますが、利用をするには月額での固定費を支払う必要があります。
予約を済ませたら、予約した時間に車のおいてあるステーションに行き車を解錠し、車内にあるキーを取り出し車の利用が可能となります。
利用後には元のステーションに戻します。
レンタカーによくありますがガソリンを満タンにして返却する必要はありません。
メリット
・24時間予約、利用が可能
・短時間の利用であればレンタカーより格安
・ガソリン代、保険料の負担なし
・車検やメンテナンスの必要なし
デメリット
・時間延長や乗り捨ては出来ない場合が多い
・長時間の利用だと割高になる
・車種を選べない
・大型車の取り扱いが少ないため人数が多いときには向いていない
・車を利用しない月でも固定費が発生する
カーシェアした車の意外な使い道
また、カーシェアを利用したことがあるという人達の意見には「仮眠」「避暑・避寒」「休息の場」などという移動手段以外にも利用するという声もあるようです。
これには私も驚きました。
車=移動手段と考えていたので休憩場所として使うという発想は新しかったです。
しかし逆に、移動手段として使いたい人達が使いたいときに使えないというような状況になってしまわないか心配になってしまいました。
マイカーを持つことにこだわらない人達にとってカーシェアというサービスは使いたいときに使える便利なツールであるといえます。
さらにもっと需要が広がればもっと多くのステーションが設置され、より多くの人が利用しやすくなるのではないでしょうか。
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レンタカーとの違いは?
カーシェアと同様に車を借りるというサービスにレンタカーというものもあります。
レンタカーとカーシェアの違いは何なのでしょうか?
レンタカーは事前にレンタカー会社に登録しておく必要はありません。
使いたい日時が決まった時点でレンタカー予約サイト、またはレンタカー会社に予約をいれます。
予約した時間にレンタカー会社の受付に行き免許証の提示や保険についての手続きを行い利用可能となります。
チャイルドシートやベビーシートなどもオプションで貸し出してくれるところや最近ではワンウェイと呼ばれる乗り捨て可能なサービスを提供しているところもあるようです。
レンタカーのメリット
・利用する用途によって車種を選べる
・乗り捨ても可能
レンタカーのデメリット
・基本的にガソリンは満タンで返却する
・短時間の利用だと割高になる
カーリースとの違いは?
さらに最近耳にするカーリースというものもあります。
カーリースというものは使いたい時だけ借りるカーシェアやレンタカーとは違い、リース会社から一定の期間借りるということです。
ですから所有者はリース会社となり、使用者は自分ということになります。
カーリースを利用するには契約期間と残存価格というリースの契約が終了したときに残っている金額の設定を行います。
契約したリース期間終了時、その車を自分のものにしたければ残存価格を支払って買い取ることも可能です。
またリース期間が終了し、次の車に乗り換えることも可能です。
カーリースのメリット
・残存価格は含まれずリース分の支払いとなるので月々の支払いが抑えられる
・グレード、色、オプションは自由
・「わ」ナンバーではないナンバープレート
・新車へ乗り換えることができる
・車のメンテナンスをお願いできる
・車検や自動車税などの料金も含まれる
カーリースのデメリット
・カスタマイズや改造はできない
・走行距離が決まっているため長距離を走る人には向いていない
・車体への傷やへこみをつけてしまった時の違約金
・途中で解約する時の違約金
・月々の支払いは抑えられるが残存価格を支払う際には大きなお金が必要
年契約で毎回新車に乗り換えることができたり、「月々1万円から新車に乗れる!」などの広告もよく見かけますが、やはり自分の所有物ではないため色々な決まりや制限があるます。
車に関するメンテナンスにかかる料金はリース料金に含まれています。
しかし、もしもぶつけてしまったりこすってしまった時に、マイカーであれば修理をするかしないかは自分で決められますが、カーリースでは返却時に違約金が発生してしまうことなどを踏まえて利用することが大切です。
詳しくは下記でまとめていますので、是非ご覧ください。
関連記事:カーリースのメリット・デメリットは?どんな人におすすめ?
まとめ
カーシェア、レンタカー、カーリースについてまとめてみましたがそれぞれにメリットデメリットがあり用途に合わせて使い分けるといいでしょう。
ちなみに私はマイカー派です。
最近になって車を持つようになりましたが学生の頃は休みに友達と出かけるときにレンタカーを利用することも多々ありました。
地方に住んでいると車がないと不便だということもあり購入を決めました。
コインパーキングや月極駐車場の料金も都心に比べると良心的なので地方在住の方にとってレンタカーやカーシェアは需要が少ないのかもしれません。
また、あまり短時間で車を借りるということがないのでカーシェアは利用したことはありませんが、通勤は電車だけれどもお取引先に行くには車がないと…などというときには便利だなと感じました。
車を借りるといっても様々なサービスがあることを知り、自分の用途に合わせたサービスを上手に利用することがおすすめです。
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