車のパーツの中でも、一番早く傷が付きやすくて、劣化や白くボケてしまうパーツが、透明な樹脂性のもので出来ているドアバイザーではないでしょうか。
ドアバイザーは社内の換気の為、あるいは雨天時の吹き込み防止の為に車には是非付けておきたいパーツの一つです。
しかし、クルマのボディーの汚れを気にする方は多いかもしれませんが、バイザーの汚れまで気にしている方は少ないと思います。
ドアバイザーは非常にデリケートなパーツですので、普段の洗車時にボディーと一緒に洗ってしまうと傷ついてしまうこともあるので、洗車の仕方にはちょっとした工夫が必要になります。
そこで、今回はドアバイザーをきれいに保つための方法と、正しい洗車方法を紹介していきたいと思います。
まずはコーティング
まずおすすめなのは、出来るだけ早いうちに、コーティングをすることです。
コーティングを付加しているか否かでは、ドアバイザーの透明感がまったく違ってきます。
まだ、コーティングをしていない・・・という方は、今からでもおそくないので施工してみてはいかがでしょうか。
ドアバイザーの洗車時には窓を開けて
洗車時に、ドアバイザーの内側の水滴を拭き上げるために、隙間からタオルを突っ込んだりしたことはありませんか。
バイザーは、クルマの部品の中でも壊れやすいパーツです。経年劣化や冬などの寒い時期には、力をかけると「パリッ!」と割れてしまうこともあります。
車内が汚れないように十分配慮しながら、必ず、窓を開けて無理なく拭きあげるようにしましょう。
ドアバイザーの洗車方法について
まず最初に、水を流して取れる水埃から落とします。
その後、マイクロファーバータオルを使って拭いていきます。
まずは、たっぷりと水を含ませたタオルをドアバイザーに被せます。
タオルに汚れを付着させるようなイメージで、最初は撫でないようにするのがポイントです。
その後、またたっぷりとタオルに水を含ませ、次は軽く撫でるようにします。
これで、傷が付きづらくなります。
コーティングが既に施工されている車両であれば、その後コンディショナーで同様に撫でるようにすれば、完璧です。
これでも綺麗に落ちないような汚れについては、無理にタオルでゴシゴシ擦ったりしないようにしましょう。
やり方を間違えると逆にドアバイザーが傷だらけになったり、白ボケする原因となってしまいます。
汚れが落ちにくい時は
ドアバイザーについた落ちにくい汚れを落とすためには、その汚れに合った最適な洗剤などをつかうことで、ダメージを最低限に抑えることができます。
油脂系の汚れには、脱脂シャンプーや中性洗剤を水で薄めてスプレーします。その後、綺麗なタオルで汚れを拭き取ります。
水垢であれば水垢落としを使い洗ってあげましょう。
それでも落ちない、ドアバイザーに付着している頑固なウロコ汚れや、既に付いてしまった小さなキズの場合、目が細かい超微粒子コンパウンドで磨いてみましょう。
ウロコ汚れはすぐに落ちますし、小さなキズも目立たなくなりますよ。ただし、コンパウンドを使う前には、事前にきちんとドアバイザーの汚れを落としてからにしましょう。
上述にもありますがドアバイザーは、大変デリケートな車両パーツです。
少しでも砂などの粒子が残っていると、傷が残ってしまいます。
洗車時には十分な注意を払いましょう。
まとめ
まとめますと、ドアバイザーは車のデザインを損ねるというデメリットを指摘する人もいますが、運転者や同乗者にとって快適な車の室内空間を作る役割を担っていると言えます。
雨の日や雪の日、天候に関係なく車両内を換気できるなどメリットもたくさんあります。
しかし、その反面ドアバイザーは水垢などが付きやすい素材ですので掃除の際も注意することをお勧めします。
ドアバイザーの意外なメリットを知ると、オプションに必ず付け加える理由も納得できると思います。
まだドアバイザーを付けていない方は、ドアバイザーをこの機会に付けてみてはいかがでしょう。
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