セダンの売れ筋ランキング! 国産で人気のハイブリットや電気自動車

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セダンの売れ筋ランキングは!?

セダンの人気がない、売れなくなったと叫ばれるようになって、どれぐらいの月日が流れたのでしょう?

記憶を振り返っても、ひと昔前は大衆車としてカローラー高級車としてクラウンが販売ランキングなどで当たり前のように上位に入っていました。しかし、ミニバンブーム、軽自動車の圧倒的シェア獲得によって徐々にセダン離れが進み、セダンが売れない、だから新型セダンが投入されないという悪循環に陥り、段々と売上や人気が低迷をするようになりました。

しかし、セダンの性能や乗り心地、高級車としての地位が確立されているのは事実です。そこで、今回はセダンの魅力をもう一度思い出してもらう為に、国産セダンの売れ筋ランキングと共に、その車を魅力を語らせて頂きます。

最新国産セダンの販売ランキング!

一般社団法人「日本自動車販売協会連合会」が毎月発表している「乗用車ブランド通称名別順位」の”3月期データ”から、現在最も売れている国産セダンのランキングを紹介させて頂きます。

・1位 トヨタ「プリウス」 販売台数 約1万5500台
・2位 トヨタ「カローラ」 販売台数 約1万500台
・3位 スバル「インプレッサ」 販売台数 約6600台
・4位 トヨタ「クラウン」 販売台数 約5700台
・5位 トヨタ「カムリ」 販売台数 約2500台
・6位 日産「リーフ」 販売台数 約2300台
・7位 レクサス「ES300H」 販売台数 約1500台
・8位 ホンダ「インサイト」 販売台数 約1500台
・9位 マツダ「アクセラ」 販売台数 約1500台
・10位 トヨタ「プレミオ」 販売台数 約1200台

以上が直近の最新販売ランキングとなります。

厳密にはプリウスはハッチバックセダン、リーフは5ドアハッチバックのボディタイプになりますが、セダンランキングに入る場合もあるので今回は含ませて頂きました。

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ランキング解説

それでは、ランキング中身について解説をしていきます。

まず、セダンで最も売れているのは、ここ10年ぐらいは常にトヨタのプリウス、又は時々カローラとなっています。

この二台は別格で、セダンの面目を唯一守っていると言っても過言ではありません。

しかし、コンパクトカーやミニバンも含めた総合ランキングだと、この二台もベスト5程度やそれ以下になるので、やはりセダンが売れなくなっているのは事実です。

出典:https://toyota.jp/prius

プリウスとカローラのメリットは、何と言っても燃費良さです。

そこにトヨタならではの安心感や故障しない頑丈さも付け足すと、10年やそれ以上乗り続ける事を考えると、安い買物と判断できます。

カローラも若い世代にウケるように外観を大胆に変えて洗練さがあり、これが中高年向け車や営業車というイメージ脱却に成功しています。さらにスポーツモデルやターボモデルがあるので、今後は更にヒットする可能性も見えてきました。

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今回の販売ランキングを見ると、一つの特徴があり、それは大半がハイブリッドや電気自動車になっている事です。純粋なガソリンエンジンのみは、3位・インプレッサと10位・プレミオぐらいです。要するに、ハイブリッドなどで燃費を稼げるセダンでないと、消費者に受け入れられず売れないのです。

4位・クラウンに関しては、もう少し売れても良いと思いますが、約1年前に投入した新型モデルが高価格帯に移行した事もあり、賛否両論があるのでしょう。それでもブランドが確立されているので、大きく販売が冷え込む事はありません。もう少し安いグレードがあれば、今でも更に売れていたでしょう。

5位・カムリは北米で絶好調なので、本来は日本でも本格FFセダンの復権を担う存在になっても良いはずなのですが、どうも本格ヒットに繋がりません。

性能、走行能力、燃費、後席広さなどれを取っても高水準でクラウン以上に売れてもおかしくない状況は揃っているのですが、後一歩のところで停滞しています。

リーフは6位ですがランキングの中だけでなく、日産車としても健闘していると思います。街中でも見かける事が多くなり、近所にも充電スタンドを何ヵ所も発見する事ができます。

まだ爆発ヒットはしていませんが、購入者からのコメントなどを読む限り、評判がかなり良いので今後に期待できる一台です。

多分、これがトヨタから発売されたら、更に売れていたと推測できます。

これから、充電スタンドの普及と航続距離が延びれば、さらなるランクアップも期待できます。

また、蓄電池として利用することが出来る為、その観点からも要注目の一台です。

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

7位のレクサス「ES300H」は、昨年10月に投入された新型ミッドサイズセダンで、最大の特徴はサイドミラーが廃止され車内モニターで確認する「デジタルアウターミラー」が導入された事です。

関連記事:レクサスに日本初の電子ドアミラー!メリットとデメリットは?

そして、高級セダンとしては珍しいだけでなく、レクサスとしても初のFFセダンモデルとなっています。レクサス購入者は、高級車ほど望ましいではずです。

だから、価格帯はあまり気にしていないので、実際の販売戦略が難しい面もあるでしょうが、FFの高級セダンの希少価値から末永く売れていく可能性もあります。

ホンダのインサイトは8位で、実はこれが今回のセダン低迷を如実に物語っています。なぜなら、他のランキング車は一年程度前に投入されたモデルですが、インサイトは昨年12月に発売されたばかりで、まだ月日が経っていないのです。

ホンダを担うミドルクラスセダンで、当然ハイブリッドで燃費も良く、評判も上々でした。しかし、販売は苦戦をしています。

10位のマツダ アクセラに関しては、先日発表されたマツダ3(日本名アクセラ)の評判がとても高く、欧州の高級コンパクトカー以上の出来栄えと色めき立っています。

ですから、マツダ3の発売待ちという状況もあるはずです。個人的には、マツダなどのセダンが人気になると、それがトヨタや日産やホンダに波及すると思っています。

現行アクセラは、ガソリン・ディーゼル・ハイブリッドと選択肢が多く、走行性能もとても高いです。それを超えてくる新型アクセラことマツダ3がとても楽しみです。

総評

辛口な意見が多くなりましたが、セダン愛好家としては本心から売れて欲しいのです。

軽やミニバンの購入希望している人も、一度今回紹介したセダンを試乗し、乗り心地良さを比較してもらいたいです。すると、明らかにセダンの上質さや性能、しっかり走れる能力高さに驚く事でしょう。

買物などだけで毎日乗らない人なら軽などでも良いですが、長時間や長距離を運転する機会が多いなら、セダンを購入を真剣に考えてみてはどうですか?

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