ルーミー・タンクvsソリオの徹底比較!乗るならどっち

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ルーミー・タンクVSソリオを比較!

N-BOXやスペーシアの販売が絶好調となっています。

しかし、これでは少し物足りないと言う声が一部ではあります。

もう少しだけエンジン排気量が大きく横幅も広くというニーズに応えて、ジワジワと売上も人気も上げているのが、トヨタ系列のルーミーやタンク、そしてスズキのソリオとなります。

双方は、エンジンが1000ccと1200cc、ボディサイズもほぼ同じ、5人乗りのトールワゴン型のコンパクトカーとなり、熾烈なライバル関係となっています。

そこで、この2車種を徹底的に比較ををして、その違いやどの様なタイプにおススメか紹介させていただきます。

事前情報:トヨタとスズキのOEM対決

今回のルーミーやソリオを比較する前にお伝えする情報があります。

それは、この2車種は、トヨタスズキだけでなくダイハツ、スバル、三菱からもOEMとして全く同じでありながら、それぞれ別会社からも販売されています。

また、執筆の際の都合上(インパクト重視)でトヨタとしていますが、実際にはダイハツが製造しているトールが元です。また、三菱で販売されている”デリカD:2″もスズキの”ソリオ”のOEMなんです。まとめると、以下のようになります。

出典:https://www.suzuki.co.jp/car/solio/

・ダイハツ”トール”と中身全く同じ…トヨタ”ルーミー”と”タンク”、スバル”ジャスティ”
・スズキ”ソリオ”と中身全く同じ…三菱”デリカD:2”

また、ソリオにはソリオバンディットというタイプもありますが、これも中身はまったく同じです。

それぞれの違いは、外観(デザイン)が違うだけで、それ以外は全て同じ(厳密にはロゴマークなど違いあり)と理解しておきましょう。

ちなみに、ルーミー、ソリオなど今では大人気の5人乗りコンパクトトールワゴン。

ソリオの初代は、2005年から発売されていましたがその時はスライドドアではありませんでした。

2011年に発売された2代目ソリオから、スライドドアが搭載されました。

その後、2015年に現在の3代目ソリオが発売され現在に至ります。

ちなみに、ルーミー・タンクは現在販売されている2016年モデルが初代となります。

価格に関しては、基本的には最も安い廉価グレードに関しては同じですが、最上級グレードの場合、中身はまったく同じでも数万円の差が生じる事もあります。これは、販売網や微妙なオプション違いなどによってだと思われ、エンジンなど性能に関しては違いはありません。

また、今回のルーミーとソリオの比較も、実は軽自動車界を長年牽引してきた両雄のダイハツとスズキによる、軽からコンパクトカーに舞台を移した代理対決の様相が隠されています!

スポンサーサイト:

双方のスペックなど基本情報のまとめ!

ルーミー等の基本スペック

・エンジン:996cc(直列3気筒DOHC、直列3気筒DOHCターボ)
・最高出力:69PS、98PS(ターボ)
・最大トルク:9.4kgf・m、14.3kgf・m(ターボ)
・ハイブリッド:なし
・全長×全幅×全高(mm):3700×1670×1735(一部グレード全長3725)
・車両重量(kg):1070~1130
・燃費:21.8~24.6km/L
・価格帯:146万~196万

出典:https://toyota.jp/roomy/

ソリオ等の基本スペック

・エンジン:1.242cc 直列4気筒DOHC(ターボモデルなし)
・最高出力:91PS
・最大トルク:12.0kgf・m
・ハイブリッド:あり(マイルドハイブリッド、ハイブリッドの2タイプ)
・マイルドハイブリッド モーター出力:3.1PS
・マイルドハイブリッド モータートルク:5.1kgf・m
・ハイブリッド モーター出力:13.6PS
・ハイブリッド モータートルク:3.1kgf・m
・全長×全幅×全高(mm):3710×1625×1745(一部グレード全長3720)
・車両重量(kg):930~990(ハイブリッドモデル990kg)
・燃費:22~32km/L
・価格帯:145万~223万

新型ソリオ フロアマット パーツ 通販

ルーミー・タンクについては以下のサイトでも詳しくご紹介してます。是非、ご覧になって下さい!!

関連記事:子育て世代必見! トヨタの新型タンクとルーミーの総魅力まとめ

    子育て世代におすすめの車の選び方!ミニバン!軽自動車!スライドドアのまとめ

燃費ならソリオ、維持費抑えるならルーミー!

まず、ルーミーとタンクを比較するとボディサイズは殆ど同じですが、横幅だけが45mmの差があり、ルーミーの方が大きいです。他はエンジンサイズも約250ccの差で、これはソリオが大きくなります。

最大の違いとしては、ソリオにはハイブリッド・マイルドハイブリッド・ガソリンの3タイプが用意され、ルーミーはガソリンとターボのみで、ハイブリッドモデルはありません。

これが、影響してルーミーはパワーや燃費で劣っていて、その点ではソリオに軍配が上がります。しかし、その分で価格が安くなるメリットもあります。上級グレードを比較すると、約30万円の開きがあり、これは見落としがちですが大事な点です。

ソリオはエンジン種類が多い事からも、選択肢が豊富で実はそこがメリットでもあり弱点でもあります。あまり車に詳しくないと、どのモデルがお得であったり生活スタイルに合うのか分かり難くなります。

ルーミーはエンジン性能や能力などでは負けますが、平均的な人気グレードの価格は安くなり、また人それぞれではありますが内装や外装もこちらを好む場合が多いと思われます。

安全性能に関しては、車雑誌やブログなどの意見をまとめて比較すると、ソリオの方が優れているとする声が多いです。ルーミーがダメという事ではなく、現時点の安全性能に関して、ソリオの方が全体的に多少優れている、というのが率直な意見のようです。

・燃費&安全性能重視なら…ソリオを選択するべき!
・車体価格や維持費重視なら…ルーミーを選択するべき!

ルーミーとソリオ! それぞれどのタイプ向けか?

車好きなどに評価が高いのはソリオですが、ルーミーもダイハツやトヨタが自信を持って販売し、売上ではソリオ以上なので完成度が高い一台であるのは間違いありません。

一般的には、どちらもファミリー向けのコンパクトカーとなりますが、より燃費重視ならソリオ、エンジンが小さいので維持費などを気にするならルーミーを選択するものです。

それ以外にも、家族人数と新車・中古車、走行距離などの条件によっても選択が違ってくると思います。
・男性向け…ソリオ(バンディット)?
・女性向け…ルーミー?
・燃費とパワー…ソリオ
・安全性能…ソリオ
・維持費…ルーミー
・3人乗り…どちらでも良い
・4人乗り…どちらでも良いがルーミー有利?
・5人乗り…横幅広いルーミー? パワーがあるソリオ?
・新車購入…どちらでも良い
・中古車購入…ルーミー
・街乗りメイン…両方だがルーミーか?
・長距離や高速利用…ソリオ
・手放す際の下取り価格…ルーミー有利?
・故障などアフターケア…ルーミー

新型ルーミー 現行タンク フロアマット ドアバイザー 通販

まとめ

今回は人気のルーミー・タンクとソリオを徹底比較してみました。

ソリオはハイブリッドモデルもありながら車重が軽く、燃費も良いです。

一方、ルーミーはエンジン排気量が小さいので、逆に維持費が安くなります。

また、トヨタブランドの安心感と販売台数の多さで、中古購入でもアフターケアで問題ありません。

車が好きな人なら、ソリオを推しとなり気に入る人も多いでしょうが、ルーミーも評判が良いので、どちらかを選択するのは難しいのも事実です。

両車とも人気が高く、フロント違いのOEMモデルが出ているので、そこから好みの外観を選んで購入するのが、いちばん良いかも知れません。

特によく比較される『ルーミー・タンク VS ソリオ』。

あなたなら、どちらを選びますか?

スポンサーリンク

坂口モータース

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加