トヨタ 新型SUV”ライズ”はどんな車! OEMダイハツ”ロッキー”との違いは?徹底比較!

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トヨタ(TOYOTA)から名車や人気車となる風格を漂わせる新型SUV「ライズ」(RAIZE)が発売されました。

『風くるま 遊び方』で全面的にファミリー層をターゲットにした新型車です。

出典:https://toyota.jp/raize/

自動車ファンなら既に知っているでしょうが、この車はOEMなのでダイハツではまったく同じ兄弟車として「新型ロッキー」が発売され、「新型ライズ」同様に注目を集めています。

OEM車と言っても、実際には第一印象を決定する外観や狙う客層、それに価格なども微妙に違っています。『TOYOTA ライズ』と『DAIHATAU ロッキー』のどちらを購入するか悩んでいる方に向けたアドバイス的な記事になればと思っています。

さらに、おすすめグレードや両車の事前受注数から見る人気度、ライバル車であるC-HRとの比較など読み応えある中身となっています。

それでは、ライズやロッキーが気になる方だけでなく、SUVやコンパクトカーに興味がある方もぜひ一読してみて下さい。

トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」の比較

ライズとロッキーは、性能やボディサイズなどはまったく同じ兄弟車(OEM)です。最初にこの二台のスペックを紹介します。

全長×全幅×全高(mm):3995×1695×1620
車両重量(kg):970
総排気量:996cc(直3DOHCターボ)
WLTCモード燃費(km):18.6
JC08モード燃費(km):23.4
最高出力(ps):98
最大トルク(kgf・m):14.3
車両本体価格:ライズ(167.9万~206万)、ロッキー(170.5万~220万)

※4WDモデルは約20万前後の価格アップ

性能こそ一緒ですが、その見た目は大きく違います。

(ライズ)            (ロッキー)

出典:https://toyota.jp/raize/

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/

正面からの表情が違う2台ですが、実はライズグリルとバンパーが違うだけで、ヘッドライトやボンネットは同じなのです。

では、それぞれの共通点や違いを見ていきましょう。

コンセプト

この2台に共通するメーカー側の思いはズバリ、「コンパクトSUVの追求」ではないでしょうか?

ボディサイズは小さいながらも、大人4人が快適に座れるスペースは確保され、さらにSUVらしい外観、大型の17インチタイヤ装備、荷室は広大空間など、メリットや特徴を挙げたらキリがありません。

もちろん、先進安全機能の予防安全機能「スマートアシスト」も搭載され、そこに軽量高剛性ボディも新設計のものが採用されているので、走りが良いだけでなく燃費も優れています。

ライズとロッキーの共通コンセプトは「アクティブ・ユースフル・コンパクト」

5ナンバーサイズの小型ボディなので、日常生活の買物や狭い道でも使いやすい。

それでいてアウトドアにもしっかり対応して荷物がたっぷり載せられ、キャンプやスキーなどもどんな遊びにも対応できる万能ぶりです。

SUVは便利な反面で、女性には運転がしずらかったり、維持費が高いなど欠点もありました。しかし、ライズ&ロッキーならそんな心配は無用です。狭い道でも安心、誰もが運転しやすく、アクティブな行動派にお勧めSUVで、それでいて価格は他のSUVよりもかなり抑えられた価格設定となっています。

ダイハツ ロッキー / トヨタ ライズ 200系 フロアマット カーマット 織柄シリーズ 社外新品

ターゲット

両車共に若者や女性をターゲットにしていますが、外観の違いからターゲットにも違いがあります。

それはCMや公式サイトからも判断ができます。

ライズのターゲット…ファミリー(若い夫婦、小さなお子さんがいる3~4人家族向け)

ロッキーのターゲット…若い男女や恋人同士向け。

まったく同じ車ですが、

『トヨタ ライズ』は家族で毎日を快適に楽しむ・生活が便利になるSUV。

対する『ダイハツ ロッキー』は走りやカッコ良さにSUVらしさをより強調してアピールしています。

カラー

それぞれに、押しているカラーにも違いが。ライズは親しみやすい『ターコイズブルーマイカメタリック』という新色を。ロッキーは『ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド』というかなり特徴的なカラーで攻めてきました。

ライズ、ロッキー共に、廉価グレードはホワイト、ブラック、シルバーなど基本カラーのモノトーンのみとなります。

上級グレードになるとツートンカラーも選択可能となるのは、ライズとロッキーとも同じです。

ライズには最上級グレード「Z」になるとモノトーンとツートーンから選択可能、ロッキーの最上級グレード「プレミアム」はツートーンのみとなる。

・ライズ「Z」のモノトーン…シャイニングホワイトパール、ブラックマイカメタリック、ブライトシルバーメタリックなど全8色

・ライズ「Z」のツートーン…ブラックマイカメタリック×ブライトシルバーメタリックなど全3パターン

・ロッキー「プレミアム」のツートーン…ブラックマイカメタリック×コンパーノレッドなど全3パターン

カラーについては、ライズとロッキーで方向性が大きく違います

それぞれの最上級グレードで選択可能となるのはライズの方が圧倒的に多く、ロッキーはツートーンのみです。

しかし、話題となっているロッキーCMでは高彩度レッドという新色「コンパーノレッド」が採用されていますが、これはライズにはありません。CMを気に入ってこの色が欲しいなら、ロッキーを選ぶしかないです。

グレードと価格

・ライズのグレードと価格

Z…206万円(2WD CVT 小売価格)

G…189.5万円(2WD CVT 小売価格)

X“S”…174.5万円(2WD CVT 小売価格)

X…167.9万円(2WD CVT 小売価格)

・ロッキーのグレードと価格

プレミアム…220万円(2WD CVT 小売価格)

G…200.2万円(2WD CVT 小売価格)

X…184.8万円(2WD CVT 小売価格)

L…170.5万円(2WD CVT 小売価格)

双方を比較すると、最上級グレードのZとプレミアムでは約14万円、廉価グレードのXとLでも約2.6万円の価格差があり、ダイハツ・ロッキー側が高い設定です。

この違いに驚いた人もいると思いますが、安全支援システムのBSMとRCTAの標準設定が要因です。

この二つが不要なら、ライズを購入する方がお得ですし、必要とするならロッキー購入がお得です。その他の同一グレードの価格違いも、基本的に標準設定の違いとなります。

安全性能

共通しているのは予防安全機能「スマートアシスト」が標準装備で、さらに「スマートアシストプラス」が上級グレードで備わり、最新安全装備の「BSM」と「RCTA」はロッキーがプレミアムで標準装備、ライズはオプションとなります。

新発売の車と言う事で、現時点ではコンパクトカーの中では、もっとも最新の安全機能がライズ、ロッキー共に備わっています。

スマートアシスト全10機能…衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、誤発進抑制制御機能、コーナーセンサーなど

スマートアシストプラス全7機能…全車速追従機能付ACC、パノラマモニター、LKC、BSM、RCTAなど

ライズとロッキーの事前受注数と今後の販売数の推移について

これまでトヨタとダイハツが兄弟車を発売した事は何度もありましたが、その度により巨大企業であるトヨタ側の車種が多く販売され、結果として人気車となる傾向があります。

今回のライズとロッキーは、事前の宣伝などでロッキーの方が攻勢でより積極的にアピールしています。

ロッキーCMには人気俳優の窪田正孝さんが出演しているので、そこだけでも顕著ですよね。

それぞれの月間目標台数は、

ライズ…4100台
ロッキー…2000台

しかし、先行予約一カ月の受注台数は、

ライズ…約6500台
ロッキー…約3500台

この様な結果となり、どちらも事前の目標をクリアーして快調な出だしです。

特にトヨタ販売というバックがあるライズが好調にスタートを切っています。

では、今後がどうなるかと言うと、ここ数年で最も販売台数を誇るSUVがホンダのヴェゼルです。

2013年に登場してから年間平均で7万台程度を売上、月平均では約6000台程度となる大ヒット車です。

続いてC-HR、エクストレイル、ハリアー、CX-5などの人気車が順当に入ってきます。

CX-5が年間3~4万台程度なので月平均約3000台とすると、ライズは発売後の勢いが多少失ってもSUVランキングの年間ベスト5以内には入る売上を誇ると思われます。ロッキーはもう一つ下のベスト10以内といったところでしょうか?

しかし、末永く売れるには女性客や家族向けという条件も大事になってくるので、両車はこれをクリアーしているので、今後もさらに売上を伸ばす可能性はあります。

ライズのおすすめグレードと理由

ライズのおすすめグレードとして、お金に余裕があり本当にライズを気に入っているなら文句なしに最上級グレードの「Z」を推します。

標準装備も多いですし、人気のツートーンカラー採用豊富な先進安全装備があっても価格は206万円からと文句なしです。

しかし、ライズの購入検討を考えるのは若い方ですし、お金に余裕がない人も多いですよね。

ローンで分割払いをするなら、少しでも総額を抑えたい気持ちも理解できます。それなら次の上級グレードの「G」も良いです。

価格と装備性能などバランス、コスパ良さを含めるなら、最もおすすめとなります。

では、廉価グレードはダメかと言うとそんな事はありません。

それは、エンジン排気量など基本性能に関してはまったく同じなので、もしライズの良さのみを割り切って純粋に楽しむなら、「X“S”」や「X」でも問題ありません。

最終的には個人の好みや考え、お金の余裕などによりますが、同排気量エンジンで全グレードターボモデルで同じというのは、走行性能で分け隔てないのが嬉しいですね。

トヨタ C-HRとの比較

最後にライズとロッキーの確実なライバルとなる、同門対決とも言えるべき存在のC-HRとの比較です。

C-HRの基本スペック

全長×全幅×全高(mm):4385×1795×1550

車両重量(kg):1200cc…1390、1800cc+モーター…1440

総排気量:1200cc(直列4気筒ターボ)、1800cc+モーター(ハイブリッド)

WLTCモード燃費(km):1200cc…15.2、1800cc+モーター…30.4

JC08モード燃費(km):1200cc…15.4、1800cc+モーター…25.8

最高出力(ps):1200cc…116、1800cc+モーター…98+72

最大トルク(kgf・m):1200cc…18.9、1800cc+モーター…14.5+16.6

車両本体価格:236.7万~309.5万

C-HRと比較すると最上級グレード同士でも約100万円の差があり、ハイブリッドに1800ccエンジンを組み合わせているのでパワーやトルクから性能まで全てC-HRに軍配が上がります。

しかし、ライズとC-HRで購入検討を考えているなら、ライズ最上級の「Z」とC-HRの廉価モデル(ガソリンエンジン 1200ccターボ)の「S-T」で悩んでいると思います。

これでも、実際は約30万円もC-HRの方が高いですが…。

この条件で比較すると、ライズの方が燃費や先進安全装備で大きく上回っています。

パワーやトルクでは負けていますが、それはエンジン排気量200ccの差と3気筒と4気筒の違いです。

ですが、車重はライズが1000キロ以下と圧倒的に軽いので、実際に走らせるとその差を感じさせないと推測できます。

この結果から、個人的にはC-HRのガソリンモデルなら、最新SUVであるライズの方が好みであり、推したいと思います。

まとめ

トヨタの最新SUV”ライズ”について、様々な角度から調べてみました。

兄弟車であるダイハツ・ロッキーは斬新なCMが話題となっていますが、実際にはライズの方が販売台数も好調なのが事実です。

燃費や性能に優れて、小さい車体ながら荷物もたっぷり詰めて、家族が日常生活からキャンプなどアウトドアまで万能に楽しめるコンパクトSUVに仕上がっています。

C-HRやヴェゼルなどSUVのジャンルは人気車が多く、そこにどれだけ食い込めて本当の国民車となるかは分かりません。しかし、それでも現在の事前予想を上回る販売ぶりをみていると、もしかしたらかつてのマークⅡなどのような兄弟車でありながら大ヒット車になる可能性を秘めています。

ライズ ロッキー

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