新型ミラ・トコット人気解説!抜群の収納!女性に優しい機能満載

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ダイハツは、本年6月25日から新型軽自動車『ミラ・トコット』を全国一斉発売しました。

これは事実上後継車とも言われている従来の「ミラ・ココア」とは、後継と言われながらも全く違う切り口からデザイン開発された、ダイハツの思い切りの良さが栄える一台となりました。

その魅力を具体的にご紹介していきたいと思います。

欲しいのはカワイイじゃなかった!」そんな女性、男性も注目です!

「盛る」から「シンプル」の時代・・今を反映する車作り

この記事の筆者である私は初めてトコットを見たとき、ひとつ前くらいの型のスズキ・アルトを思い出しました。小さいかわいさも残しながらどこか無機質でシンプルな形状、どちらにもしっくりくる言葉は「女性に媚びない」そんな印象でした。

ですが開発の秘話を覗いてみると、アルトとは違う、あえて「媚びない女性」に贈る商品になっているなと感じます。

従来女性向けデザインの車は、とにかく可愛さを丸みで表現する傾向があったと思います。

私自身も車を選ぶとき、内装や機能は気に入ってるのに、どれもこれも丸いのばかり・・・とちょっとウンザリしたことが実はあります。

過去はアルトラパンが唯一女性を意識しながらもシンプルな角形で存在していましたが、それも数年のうちに丸っこくなりましたね。

そんな中、このトコットの開発チームは、ターゲット層の年齢の女性社員、各いろいろな部署から集め女性ばかり7人体制を組み、現代の女性の求めているリアルを追及した結果、このトコットが生まれたそうです。

徹底した市場調査と、ファッション誌や人気カフェ、とにかく女性のいまを追い続け、この車のコンセプトとしていきついたのが、なんと「ブリキのバケツ」です。

ここ最近は確かに、インテリアや雑貨にビンテージ感のあるペンキ塗りっぱなしのデザインや、あえてナチュラルに錆っぽさを加えたオシャレアイテムなどが多く存在します。

それは説明するならば、機能性とシンプルをコンセプトにしたということでしょう。

その証拠として、カラー展開は最近流行りのくすみがかったナチュラルな淡いカラーが中心で、足元もホイールキャップにシルバーとホワイトパールという爽やかな印象、また、メーカーオプションでキャンバス生地を思わせるアイボリー色のデザインフィルムトップもルーフやバンパーに加えることが出来ます。

トコット(TOCOT)の車名の由来ひとつ目の、自分らしさの表現(To Character)はシンプルであるからこそ乗る人次第が成立するのかもしれません。

コンセプトとしての機能性は運転者の気持ちに沿ったものを

以前、初心者マークの方やペーパードライバーの方向けの車選びの記事

『初心者・ペーパードライバー必見!元ディーラーの運転しやすい車選びアドバイス』

を書かせていただきましたが、その中で列挙したポイントをほぼ適えてくれているのが、この車のすごいところだと思いました!

これは、トコットの車名の由来2つ目、3つ目にあたる、安心安全の運転しやすさ(To Comfortableness)、使いやすさ(To Convenience)の部分となり、前述にあるとおり外見で女性に媚びないのにさり気なく、主に女性や運転に不安のある方などに向けて考えられた重要なポイントと言えます。

POINT【1】 ボンネット先端が見やすい

ボンネットの高さを上げたつくりで、運転姿勢の自然な状態でも前方の確認がしやすく距離感がつかみやすくなっています。なので、狭い曲がり角や歩行者などの対象物を認識しやすく安心ですね!

POINT【2】 ベルトラインが水平、周囲がよく見える

一般的に車は後方につれて横のラインのデザインの高さが上がっていることが多いですが、これを水平にすることで後方視野も開けて運転席から確認しやすくしています。バック駐車の際ブロック塀が張り出していたり、後方の低い位置に障害物があっても比較的認識しやすいのではと思います。

そして、ドアミラーの位置も計算されており、前方の死角も極力少なく横断歩道などで歩行者の認知もしやすくなっています。

POINT【3】 ぴったり姿勢を標準装備で自分らしく

ハンドル位置を自分好みに調節できる、チルトステアリングを全車標準装備しています。背が低い方など、ハンドルで視界が狭く感じる、また、長時間運転では疲れてしまうなど、自分の体格にあった位置にすることで軽減できる装備ですね。

そして一部のグレードには、運転席にシートリフターを標準装備しています。こちらも視界が開けるため死角をより少なく出来るために、安心した運転姿勢を得ることが可能になりますよ。

POINT【4】 気配り装備が居心地のいい空間に

軽自動車の難点が、小さいがゆえの荷物類の置き場所問題ですが、トコットにはカップホルダー二個分もついたセンターコンソールトレイという収納スペースが運転席と助手席の間にあります。

私が思うに軽の一番の難敵は箱ティッシュの置き場なのですが、この収納にはすっぽり収まる上に運転者の手元という使いやすさがあります。また、カップホルダーはここだけでなく、運転席側インパネにもありますしリヤドアポケットにも・・・ショッピングフックやディーラーオプションで助手席にアンダートレイも設けられるので、狭い車内もごちゃごちゃしにくい抜群の収納力です。

また視覚的に直感で捉えやすい単眼メーター、グレード次第では燃費やメンテナンス時期を表示できるTFTマルチインフォメーションディスプレイや、フロントガラスやフロントドアガラスにスーパーUV&IRカットガラスを使用し、紫外線約99%カットももちろん暑さの元となる赤外線も効果的にカットする装備など、運転者のことを考えた優しい装備が盛りだくさんだと思います。

そして、軽自動車初となるパノラマモニター対応純正ナビも用意されていて、あわせて6つのモニタービューで自身の車を真上から見下ろしたように確認出来るのですが、正直これだけ運転しやすく設計されていますのでそんなに必要としないのではというのが個人的な感想です。

多彩なバリエーションで自分らしさを見つける

基本としてグレードは4つ用意されていますが、外観イメージのバリエーションとして他に「アナザースタイルパッケージ」として統一感あるアクセサリーを設定したパッケージセットもあります。

スイートスタイルは、可愛らしい色を基調にバンパー下部やドアミラー、ドアハンドル、ホイールキャップにパールホワイトを設定し、シルバー加飾の革巻シフトを採用した女の子らしいスタイルのセットです。

エレガントスタイルは、随所にメッキ調やメタル調のシルバー要素を配置し、ステアリングとシフトレバーを革巻で統一するなど華やかでワンランク上のエレガントイメージのスタイルセットです。

クールスタイルは、アッシュ系カラーに光沢あるブラックやメタリックを取り入れ、ステアリングとシフトレバーを革巻で統一、さらにインパネまわりもブラックでまとめるなど、クールでスタイリッシュなセットとなっています。
こちらは男性をターゲットにしたイメージといえます。

まとめ

いまの世の中個性を重んじる傾向があり、従来の可愛ければいい時代はもう終わったのかもしれません。
欲しい車を車種で選ぶのではなく、気になる車種から自分だけの一台を見つけるその先端にトコットがいるのかもしれませんね。

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