高齢者におすすめの車! サポカーやボディタイプ別に徹底解説!

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自動車はどうしても新型車が注目され、どんなに安い軽でも最低100万程度の価格設定となるので、30代~40代の働き盛り世代を対象にしているのは否めませんよね。

しかし、平日はサラリーマンは仕事に追われ、通勤や週末のレジャーに限られる方が多いと思います。

実際に日常的に自家用車を運転するのは、主婦や高齢者の方々が中心ではないでしょうか?

主婦や子育て世代にお勧めの車の特集はよく見かけますが。

しかし、今後は今よりも更に高齢化が進んだ超高齢化社会を迎えます。

そこで、意外に特集されていない高齢者向けの車やおすすめ車こそ、実は本当に欲する情報ではないかと考えています。

今回は、いつもとは視点を変えて、高齢者が車を購入する際に役立つ情報をまとめてみました。

選ぶポイント、おすすめ車などを参考にして、今まで以上に車との生活を楽しみましょう。

高齢者が車を選ぶ時のポイントは?

65歳以上を高齢者と呼びますが、最近は元気な方も増えていますよね。

だから、若い時に購入していた感覚で欲しい車を購入する事もあると思います。

しかし、自分の好み以外にも安全性能や自動運転技術にも注目してほしいと思います。

最近は自動ブレーキなどの先進安全装置が付いている車が多くなっています。

他にも燃費が良い軽自動車やハイブリッドカー、日産の電気自動車、マツダのディーゼル車など選択肢は実に多様です。そんな中でも、高齢者が車を購入する際のポイントを紹介します。

①サポカー対象車から選ぶ

車の購入となると、新車と中古車(新古車)の二択ですよね。

金銭的に余裕があるなら、最新モデルからお好きな車を選ぶと、大半の場合で自動ブレーキや車線逸脱制御装置など安全装備が多数導入されています。

しかし、中古車でも2009年以降ならサポカー対象となっている場合もあります。

それ以前だと、いくら高級車でも自動ブレーキなどは未搭載なので、2009年以前の車はできれば購入対象外としたいところです。

※サポカーとは…正式名称「セーフティ・サポートカー」。自動ブレーキを搭載した車の事。10年前から導入され、現在の新型モデルの大半で導入されている。

②サポカーの中でもサポカーSを選ぶ

サポカーは全年代のドライバーを対象にしています。

そのなかでも、「サポカーS」は特に高齢者などにお勧めです。

最近の車はより進化した安全性能である「次世代スマートアシスト」を搭載した「サポカーS」に適合しているものが多いです。

これは高級車など一部の車だけでなく、人気の軽自動車に採用されています。

サポカーS」には、自動ブレーキに加えて、車線逸脱警報や支援装置・先進ライト・高速や一般道でのアダプティブクルーズコントロール・駐車支援システムなどが各メーカーにより正式名称は異なりますが、安全運転支援装置が導入されています。

日産の新型スカイラインは高速道路での手放し運転を実現しているので、「サポカーS」を購入すると高齢者でも日々の運転が本当に楽になります。

また、駐車場などでの踏み間違いによる事故のニュースをよく見かけます。

サポカーなら、100%ではないにしろ、このような事故を未然に防ぐことが出来るかもしれません。

また、都道府県や区市町村によっては、高齢者向けにサポカーの購入に補助金が交付されるところもあります。

車のご購入を検討の方は、一度、お住まいの地域で補助金があるか確認してみてはいかがでしょうか。

③乗り降りしやすく運転姿勢が楽なものを選ぶ

具体的なボディサイズとして、以前乗っていた車よりも大きいものは控えるべきです。

いくら60代でまだ運転に自信があるとしても、若い時よりも衰えているのは間違いなく、大きい車だと細い道などで何かと不便です。

これまで運転していた車よりも、小さい車を選ぶのがおすすめです。

それと運転姿勢が楽で、ボンネットがあまり出ていなく見やすいもの。

小回りしやすい車を選ぶのも大事ですよね。

後は、毎日のように運転するので、実際の乗り降りがしやすい車が良いですよね。腰を屈めたりしないで普通に乗れる車です。だから、スポーツタイプやSUVなど趣味性が高い車も控えた方が良いです。

仮にご自身は健康に自信があっても、奥様などが不便に感じる事もあります。

また、車イスなどを乗せるケースも想定するなら、これらの車は選択外となります。

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カテゴリ別の高齢者におすすめの車と理由

高齢者におすすめの軽自動車

ホンダのN-BOX

高齢者以外の方には、日本を代表する車と言っても過言ではない大ヒット車ですが、年輩の方にはまだ浸透が少ないと思います。

この車は本当に運転しやすく、安全性能のレベルも際立っていて、絶対におすすめできます。

一度運転すると、なぜもっと早く購入しなかったのかと、悔やんでしまうほど完成度が高いです。

スズキのワゴンR

年式の新しい中古車も選択肢にあり、少しでも費用を抑えたい方にお勧めです。

最新安全性能が導入され、燃費も良く、それでいて見た目がカッコ良いと我儘な高齢者には、スズキのワゴンRはどうでしょうか?

言わずとしれたスズキだけでなく、長年軽自動車を牽引してきた一台なので、その性能高さは間違いありません。

N-BOXよりも車体価格は新車でも中古でも安く、何より燃費もよく、ボディも軽いのでキビキビ走ります。

ダイハツのタント

最新の安全性能が導入された軽を探しているなら、ダイハツの新型タントはどうでしょうか?

この車には軽初となる安全装備がいくつも導入されていますし、何よりダイハツが妥当N-BOXを目標として真剣に作った車なので、評判がとにかく高いです。

外観もN-BOXほど派手な感じもなく、またお孫さんなどを乗せやすいように助手席側には柱がなく、乗り降りもしやすいです。

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高齢者におすすめのセダン

トヨタのアリオン

トヨタはおすすめ車がいくつもあり、普通はカローラやプリウス、又はクラウンなどをおすすめしますよね。

でも、それは営業マン的な発想であり、高齢者の事を本当に考えているとは思えません。

アリオンはハイブリッドモデルはなく、全てガソリンエンジンで排気量も上級グレードが2000cc、廉価グレードは1500ccです。

もちろん、ターボなどもないので燃費はとても良いです。

地味な印象がありますが、車としての性能は高く、安全性能は文句なしの「サポカー」と「サポカーS」に該当し、内装の質感もとても高く、クラウンのような高級感が味わえます。

走りにお金をかけてない分、安全と内装に凝った一台と思ってもらって結構です。

日産のティアナ

日産のティアナはかなりマイナーな一台です。

実は、若い世代にはあまり人気がない車です。

しかし、先ほど紹介した軽自動車も乗り出し価格は200万円以上も覚悟するものばかりです。

それを鑑みると、ティアナの最廉価グレードの250万円台から購入可能な設定は、大変お買い得感があります。

セダンなので運転しやすく乗り心地も良い

それでいて、技術の日産による最新の先進安全装備として、前進と後退での自動ブレーキ、アラウンドビューモニターなどが搭載され、

また高強度安全ボディ歩行者傷害軽減ボディにより運転者と街中の人々にも事故の配慮があります。

ボディが少し大きいのが弱点ですが、セダン好きの高齢者におすすめです。

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ホンダのグレイス(ハイブリッド)

高齢者が最も乗っているハイブリッドカーは、トヨタのプリウスですよね。

確かに良い車ですが、高齢者にとっては価格が少し高いですしボディサイズも大きくなります。

また、皆が乗っているので、他人とは違う個性もないですよね。

そこで、ホンダのハイブリッドカー、グレイスをおすすめします。

プリウスのエンジンが1800ccであるのに対し、グレイスは1500ccです。

当然、ボディも一回り小さくなり、車体価格も廉価グレード同士の比較で、約50万円ほどお得です。

燃費もほぼ互角ですし、何より新しい車なので、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング」が導入されているメリットもあります。価格、性能、安全の面で実にお買い得感がたっぷりの車なのです。

高齢者にお勧めのコンパクトカー

スズキのスイフト

ご夫婦二人で乗る事が多く、後席の乗り降りなどを気にしないのなら、スズキが誇る世界基準の名車スイフトはどうでしょうか?

この車はグレード種類がとにかく多く、ガソリンエンジン、マイルドハイブリッド、ハイブリッド、ターボモデルと実に多彩です。

これだけ多いとどれが良いか悩みますが、最安グレードの”XGリミテッド”は、自動ブレーキなど先進安全技術をいくつも導入した「スズキ セーフティサポート」を搭載しても146万円台(2WD CVT)からの価格設定です。

これは本当にお買い得な一台で、今時は軽でも安全装備を搭載すると価格が高くなります。

何より、走行性能などに関して本当に評価が高いので、日常の買物としての街中走行から国道や高速を走る面でもまったく問題ありません。

高齢者が高速を走る機会は少ないですが、偶に走る時に性能の低い車だと、余計に運転が危なくなりますよね。

そんな不安を消し去る名車となっています。

マツダのMAZDA2(旧デミオ)

坂道が多い地方で生活しているなら、軽だとパワー不足を感じる事もあります。

かと言って、毎回アクセルをベタ踏みするのは危険ですし、危ないですよね。

もし、車体の小さい車の中でパワー(トルク)ある車を探しているなら、マツダのデミオのディーゼルをおすすめします。

エンジンは1500ccながら、普通のガソリン車に換算すると2000cc程度のトルクを発揮します。

坂道、高速なども軽くアクセルを踏むだけで、楽に走る事ができる素晴らしい車です。

これなら、高齢者の方でも快適に走らせる事ができます。また、内装の質感もとても高いので、拘りある車を探している方にもおすすめです。

日産のノート

コンパクトカー部門で近年最も売れている車であり、普通車部門でもプリウスに次ぐ2位にランクするとにかく売れているのがノートです。

老若男女問わず、誰でもおすすめのベストカーですが、なぜこんなにも長期に渡って売れると思いますか?

もちろん、コンパクトカーで運転しやすいのも大きな理由ですが、それなら他にも似た車はいくつもありますよね。

それは、後席も広く、長距離運転に最も向いている面があり、さらに近年は”e-POWER”という電気自動車に生まれ変わったので、走行性能と安全面の両方の高さが際立っているからです。

もちろん、運転の仕方に左右される面もありますが、高齢者でも慣れると燃費がかなり良くなるので、お財布にも優しい車です。

まとめ

高齢者の皆さんにおすすめの車を独断と偏見で選んでみました。

どの車も新型モデルを基本としているので、お気に入りが見つかったり他にもどんな車が高齢者に向いているか気になる方は、ディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

どれでも、廉価グレードなどを選ばないかぎり、自動ブレーキなどのサポカーやサポカーSに該当するので、交通事故防止の面でもおすすめです。

もし、どうしても上記の車が気に入らなければ、例えばトヨタのプログレ、光岡のビュートなどマニアックな面白い車も多数あります。今は高齢者と呼ばれる方々も、本当に元気な方がたくさんいるので、若い時から車が好きだったら、晩年は好きな車に乗りたい気持ちも理解できます。だって、車は本当に面白い乗り物ですからね。今回は敢えて、スポーツカーやクーペなどは外しましたが、国産車でも良い車や変わった車が多数あるので、お気に入りを選んで大事に乗るのが、心身の健康にも繋がります。

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