新型スペーシアとスペーシアカスタムが発売
ワゴンRやハスラーなどの人気軽自動車で有名なスズキ自動車が遂に、ハイトワゴンの人気車「新型スペーシア」と「新型スペーシアカスタム」を全面改良し、昨年12月14日に発売しました。
この軽ハイトワゴン市場は、軽自動車の最激戦区でもあり、ライバル社からも一押しの人気車が多数乱立しています。
スズキは軽自動車の中ではトップに君臨していますが、このハイトワゴンとなるとホンダ「N-BOX」、ダイハツ「タント」などに人気や販売台数で後れを取っていたのも事実です。
ですから、今回の新型スペーシアと新型スペーシアカスタムには、並々ならぬ期待が込められているのは間違いなく、様々な先進技術なども導入された最高の一台に仕上がっているのです。
スズキの社運を賭けていると豪語しても、決して間違いではないので、その中身や詳細について紹介していきます。
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両者の違いや画期的な装備導入!
車好きやスズキファンなら、新型スペーシアと新型スペーシアカスタムと聞いて、そのスタイルの違いも一目瞭然ですが、実際のところはどっちがどっちだか分からない人も多いですよね。
身も蓋もない言い方をすれば、
可愛らしい女性向き→新型スペーシア
派手で迫力ある顔が→新型スペーシアカスタム
となります。
新型スペーシアは伝統的なスズキらしさがあり女性やお年寄り、お子さんにも喜ばれる万人向けのフォルムとなっています。
逆に新型スペーシアカスタムはその静観な顔立ちは20代や30代の男性を意識しています。
最近は海外の人気車やトヨタやレクサスなども、グリルを巨大にするのが主流となっているので、スペーシアカスタムもその流れに乗っているデザインを取り入れたのです。
それ以外の特徴としては、スペーシアはノンターボモデルのみ、一方のスペーシアカスタムはノンターボとターボモデルの両方から選べます。
ここだけ見ると、軽はエンジンが小さく高速などを頻繁に走るなら、ターボモデルを選ぶ事となりますよね。
しかし、今回はどちらのタイプでも”マイルドハイブリッド”が導入されています。
このマイルドハイブリッドとは、簡易的ハイブリッドという事で運転をサポートして燃費向上に影響します。
本格的なハイブリッドではないので、残念に感じるならそれは実は間違いです。
なぜなら、トヨタなどの本格ハイブリッドは燃費面などで良さを発揮しますが、反面でコストが高くなるので、新車価格が高くなるのです。
今回のスズキの新型スペーシアと新型スペーシアカスタムは、価格を130~190万程度に抑えながら軽自動車初の装備をいくつか導入しています。
・後退時の自動ブレーキ
・ヘッドアップディスプレイ
・360°確認できる3Dビュー
これらのような画期的な装備を導入するのは、実はスズキでは珍しいのです。
スズキは走りや燃費の良さ、そして低価格が売りで庶民の味方として人気になった自動車メーカーです。
そんなスズキがどこよりも早く、軽にこんな高機能を導入したのは、それだけ新型スペーシアと新型スペーシアカスタムに賭ける意気込みが伝わってきますよね。
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ズバリ、どちらがおススメであなたに合うのはどっち?
では、これだけの装備が充実している新型スペーシアですが、どちらがおススメでしょうか?
個人的には甲乙付け難いですが、ターボモデルが導入されている新型スペーシアカスタムを推します。
あまり語られる事はないですが、新型スペーシアカスタムは重量が軽い事も特徴であります。
マイルドハイブリッドとターボの組み合わせで、そこに重量は2WDなら880キロ、燃費は28キロです。
一方、最大のライバルであるホンダ「N-BOX」は、同じくターボモデルで重量910~1000キロで燃費は23.4~25キロとなっています。
この事から、価格がほぼ同じでも重量の軽さと、マイルドハイブリッド搭載や燃費の良さで、新型スペーシアカスタムは、軽ハイトワゴン界で最高のマシンに仕上がったのです。
この車を選ばない訳にはいかないですよね。
よって、若い男性や走りと燃費を期待するなら新型スペーシアカスタムとなり、走りよりも最新の安全装備や可愛らしい外眼を気に入ったなら新型スペーシアがおススメとなります。
新型スペーシアと新型スペーシアカスタムを個人的に推す理由!
これらの事から、今回のスズキ・新型スペーシアと新型スペーシアカスタムが充実した安全装備や走りの面でも、軽ハイトワゴンでトップになれる実力が備わっていると分かってもらえたと思います。
個人的には、後方自動ブレーキはかなりおススメの装備で、これは国産高級車でも標準で採用されているのは、まだまだ少ないのが現状です。それを軽自動車のスズキがどこよりも早く採用したのは、驚きだけでなく、自動車業界を根底から変えてやろうとする決意に感じたほどです。
思い返すと、現在の軽自動車ブームというか流れを作ったのも、スズキのワゴンRがその切っ掛けを作ったからです。
小さなボディに広々社内空間、走りの良さ、最新の安全装備を組み合わせれば、他の会社の車では満足できなくなるでしょう。
機会があれば、ぜひスズキのディーラを訪れて、実際に試乗をすれば、エンジンを掛けた時からアクセルを踏んでも静かな車内、自分の思い通りに操れる運転し易さ、緊急時にも対応する安全装備などで本当に驚くと思います。
この一台があれば、買物などの日常生活から家族でのドライブでもきっと満足できるでしょう。
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