エクリプス・クロス誕生!!
2017年3月、三菱自動車はジュネーブ国際モーターショーにて新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を世界に向けて公開しました。
いわゆる日本の車のイメ-ジを覆すような斬新な仕上がりになっていました。そして、 車名の「エクリプス」は三菱がかつて米国で販売していたスポーツカー「エクリプス」から来ています。
日本人には外車をイメ-ジさせますし、アメリカ人には旧来の走りの良いコンパクトク-ペSUVだということが、イメ-ジ出来るようにということで命名されました。ちなみに「クロス」はクロスオーバーを意味しています。
◆◆ 車名の由来となった三菱エクリプス
エクリプスは、アメリカでは良く走るリ-ズナブルなク-ペという立ち位置が構築されていました。
初代のエクスプリスでは、ベース車両にギャランを使い、人気の高まってきたポニーカーの市場に投入し、アメ車と競合してきた経緯があります。
元々、スタリオンだった過去もありますが、北米では圧倒的なエンジンパフォーマンスで大ヒットしました。
その後、1994年に2代目エクリプスがデビューしました。ギャランのベースコンポーネントを流用しているので、カスタムベース車として未だに現地では人気の高い車でもあります。
このあたりは日本のカ-事情とは違うのが面白いですね。
三菱はこの頃から欧州にも輸出していて、「エクリプス」は世界規模でスポーツコンパクトクーペの代表選手の一つに挙げられていました。
エンジンは4G63式2.0L直4DOHCの1パターンのみとなり、インタークーラーターボを積んだモデルは全米匂いて、大変多くの支持を受け、コンパクトクーペの代表選手ということになりました。
そして、3代目エクリプスはカジュアルオープンカーでした。
◆◆ 三菱の新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」の・・・・デザイン
SUVといえども、格好良くなければいけないということで、新型エクリプス クロスも最近の流行である「SUVクーペ」というスタイルになっています。
大きく張り出した前後フェンダーにより、力強さがあふれだしていて、あたかも筋肉のような力強さが現れています。
ダイナミックでスポーティなデザインに仕上がっていて、おしゃれだけれども、機能性の高さが一目でわかる無駄のないスタイリッシュな近未来的デザインとなっています。
なんといっても、 「ヴェゼル」「CHR」などデザインの評価が高いライバル車が沢山居るところに、後発という形で参入することになるので、今回の「エクリプス クロス」のデザインは時間と手間をかけて作られたものになっています。
見るものを魅了する素晴らしい仕上がりになっています。
CHRのキャッチコピ-の一つに「外車かと思った」というのがありますが、三菱の新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」にもそのまま当てはまると言えるでしょう。
日本人の感性もずいぶん上がってきたのか、外人を取り込んでいるのかと思われます。
◆◆新型三菱エクリプス・クロスのライバルは?
一見、外車みたいというのが新型エクリプス クロスでありますが、元々エクリプスは日本では三菱自動車が作った外車という位置づけでしたから、新型エクリプス クロスが外車みたいになるのは当然のことなのかもしれません。
となると、最大のライバルはトヨタCHRになると思われます。
C-HRは2016年12月に発売が開始されたコンパクトSUVで、閉塞感が漂う日本の自動車業界全体にもインパクトを与えた車であると言われています。
なにしろ、つい先日の発売から一ヶ月時点で4万8000台を受注している超人気車種なのです。
商品コンセプトが、コンパクトSUV、クーペスタイルという点で両車は共通しており、新型エクリプス クロスが来年の2018年に発売されたされたあかつきには、間違いなく最大のライバルになると予想されています。
現在の日本のSUV市場にトヨタ CHRやホンダ ヴェゼルなどの人気車種が数多く存在しているうえに、さらに三菱が参戦ということで競争が激しくなると考えられています。
◆◆三菱エクリプス・クロスの気になる発売日は?
新型エクリプス クロスの正確な発売日はまだ発表されていません。
プレス発表によると、「本年秋より欧州に出荷し、日本、北米、豪州、その他地域への展開を予定している」とありました。
まず外国で売り様子見て、それから日本で販売するということなので、まだまだ先になりそうです。
ヨ-ロッパでの反響等はカ-雑誌等で特集を組むと思われるので、当面はそれで感じをつかむことでしょう。
大方の予想では日本での発売日は早くても2018年初頭となるのではないかと言われています。
関連記事:三菱の新型エクリプスクロス! 本物SUV!燃費・価格・走りに迫る
スポンサーリンク