車のナンバープレートにアルファベット?ナンバーの数字の意味!

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意外と知らないナンバープレートの地名・ひらがな・数字の意味は?

普段の生活で毎日と言っていいほど見かける車のナンバープレート

日常生活の中でよく見かける馴染み深いものですが、意外に正式な名称や意味など、知らないことが多いのではないでしょうか。

今回は自動車のナンバープレートについて、種類、名称、意味などについてまとめてみます。

日本を走っている自動車には必ずナンバープレートが装着されていますが、このナンバープレートは品川などの「地名」「ひらがな」、自動車の種類を示している「分類番号」、4ケタのアラビア数字の「一連指定番号」で構成されています。

ナンバープレートの色にももちろん意味があります。

普通車・軽自動車以外にも、自家用か事業用かも区別されています。

続々と増えるナンバープレートの『地名』

「地名」は運輸支局または自動車登録検査事務所が置かれている地名または、ご当地ナンバーとして登録されている地域が表示されます。

現在、地名は全国に116あります。これには2006年からご当地ナンバー制度により増えた地名が現在全国に29カ所ありますので、このご当地ナンバーも含まれています。

また、2020年度に新たに交付を目指しているご当地ナンバーが16地域ありますので、これが追加されれば、133種に増えることになります。

ナンバープレートのひらがなの意味は?

そしてナンバープレートの左側に「ひらがな」が表示されていますよね。

これは登録の種類によって分類されています。

レンタカーの場合「わ・れ」が用いられているのは、みなさんの中にも割とご存知の方も多いのではないでしょうか。

他には事業用の車の場合「あいうえかきくけこを」が用いられます。

その他に、日本に駐留している米軍の兵士やその家族が使う車にはアルファベットが用いられます。

これは沖縄や横須賀など米軍基地がある地域に行くと頻繁に見ることができます。

例えば軍人の私有車は「Y」で最もよく見る文字です。

アルファベットも登場 ナンバープレートの『分類番号』

「分類番号」は地名の隣の3桁の数字ですが、これは自動車の種別を表しています。

軽自動車の場合「580~582」が使われ、小型乗用車の場合、上1桁が「5」、普通乗用車の場合上1桁が「3」になります。

そして小型貨物自動車の場合「4」、普通貨物自動車の場合「1」となり、バスは「2」となります。また特殊自動車は「8」となります。特殊自動車とは冷凍トラックやキャンピングカーなどの事を指しています。

自分で好きな番号を決められる「希望ナンバー制」の人気により、上記の分類番号を使い果たしてしまった地名では分類番号の末尾にアルファベットを導入しているところもある。

「希望番号制度」で自分の好きな数字を

「一連指定番号」とは4ケタのアラビア数字です。

「・・・1」から「9999」までありますが、使えない数字も存在します。

「42」「49」などは「死に」「轢く」などを連想させ縁起が悪いため使うことができなくなっています。

その他には「・427」「96-46」「56-40」「・893」、「死にな」「苦しむ」「殺すぜ」「やくざ」なども使うことができないなど結構使えない数字が存在することはあまり知られていません。

また自分の好きな一連指定番号を使うことができる「希望番号制度」もあります。これは手数料を支払うことで誕生日など自分の好きな番号を指定することができます。

ちなみに、人気のある番号は抽選になります。

関連記事:人気の開運ナンバー数字に隠された効果とは!?

ナンバープレートの色の意味とは

ナンバープレートの「色」普通車の場合「白地の緑字」と「緑地の白字」、軽自動車の場合、「黄色地の黒字」と「黒地の黄色字」が存在します。

自家用車は白地と黄色地で、営業車は緑地と黒地です。

タクシーやバスなどは緑地なのは多くの人が知っているのではないでしょうか。

営業車とは人を乗せて料金を得る事業の事を指して、タクシーなどはこれに当たります。

またトラックなども荷物を運んで運賃を得ていますので、営業車になります。

ちなみにタクシーやバスなどの人を運ぶ営業車に乗る場合、2種免許が必要になります。

また自家用ナンバーの大型バスやトラックをたまに見かけることがありますが、これは送迎用のバスなどが該当します。

またメーカーなどが自社でトラックを所有して製品を運ぶときには、製品を運んで運賃を得るわけではありませんので自家用ナンバーで問題ないという事になります。

また「図柄入りナンバープレート」も最近登場しました。これは2019年に開催されるラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックの記念ナンバープレートで図柄が入っているのが特徴です。

この図柄入りナンバープレートの場合、全て白地になります。

軽自動車やタクシー、バスなども白地になり違和感があるという意見もあるようです。

この特別仕様ナンバープレートについて詳しくは下記をご覧下さい。

関連記事『軽自動車に白ナンバーはいつまで?その登録方法とは

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他にもいろいろナンバープレート

このほかには「外交官ナンバー」や「自衛隊ナンバー」などもあります。

例えば外交官ナンバーの場合、大使、外交団、領事団を区別できますし、国によって番号が割り当てられていますので、一目でどこの国の車なのか認識できるようになっているのが特徴です。

また外交団には外交特権が認められており、ドライバーが事故や交通違反を起こしても日本の法律で裁くことができません。ですので事故を起こした外交官が万が一そのまま母国に帰国しても、賠償金がきちんと支払われるように任意保険に加入していないと外交官ナンバーは交付されません。

このように日本を走っている車のナンバープレートは、車の種別や地名などさまざまな特徴を一枚の鉄板に表示しています。

米軍兵士の車や外交官ナンバーなどは一部の地域でしか見かけませんので、こうしたナンバーを見れば驚く人もいるかもしれません。

このように日本のナンバーについていろいろ調べてみると思わぬ発見がありとても面白いと思います。

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