オービスが光ったかも?と思った時に知りたいこと

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高速道路を走っていると、知らず知らずのうちにスピードが出ていたことはありませんか?

そんな時にオービスが光ったら…どうなるの?

そんな時のための心構えをご紹介します。

意外と大変ですよ。

オービスって何?

オービスの画像

出典:car-moby.jp

まず、オービスを知ることから始めましょう。

オービスとは

日本では「自動速度違反取締装置」と言います。

スピード違反を取り締まる装置で、国道や高速道路に設置されています。

スピード違反があった場合、速度を記録しナンバープレートや運転手の顔を撮影します。

設置道路では、オービスのある場所から1〜3m手前に必ず警告標識が2箇所以上立っているので、運転手へのスピード違反への意識付けにもなっています。

オービスの種類

オービスは1種類ではありません。

レーダー探知機が反応するものから、しないものまでその種類を見ていきましょう。

レーダー式

レーダー式の画像

出典:carcast.jp

最も古い機械。常にレーダー波を出しているので、レーダー探知機が見つけやすい。

Hシステム

hシステムの画像

出典:clicccar.com

四角い白い板状の装置が特徴的。

レーダー探知機の反応がギリギリなので注意が必要。

ループコイル式

ループコイル式の画像

出典:radiolife.com

道路に埋め込まれたコイルが、車の通過の磁界を判断し速度を測定する。

レーダー探知機が反応しない。

LHシステム

LHシステムの画像

出典:radiolife.com

見た目はHシステムと同じで道路上部に設置されている。

レーダー探知機が反応しない。

移動式

移動式の画像

出典:norisoku.com

その名の通り固定ではない。

あまり見ることはないが、レーダー式と光電管式があり、光電管式は探知機が反応しない。

オービスが反応するスピードは?

スピードの画像

オービスは10kmオーバーくらいでは反応しません

裏付けはありませんが、一発で免許停止になる速度=一般道では30km、高速道路では40kmオーバーから撮影すると言われています。

雨天などで速度規制があったとしても元の速度制限からの計算になります。

オービス設置場所でスピード違反をすると運転手が気づく光で赤く発光します。

オービスが光ったら免許停止を覚悟してください。

オービスが光った後は?

オービスの画像

出典:atlas-web.com

早くて3日後、一般的には数週間から1ヶ月後、まれに半年後に警察からの出頭要請の通知が郵便で届きます。

この通知を「オービス通知」と言います。

オービスに撮影されて出頭要請がしばらく届かなくても、1年間は構えていた方がいいと思います。

1年過ぎれば、言い方は悪いですが助かったと思ってください。

ダミーオービスについては↓

オービスにダミーはあるのか!?大丈夫だったのか?オービスの裏話
天気のいい日のドライブ、気持ち良くてついついスピードを出していると オービスか「パシャッ」っと・・・ しかし、それから時間がたっ...

オービス通知の内容

・スピード違反の概要

対象車両のナンバープレートの番号、オービスで撮影された場所、日時が記載

・出頭日時

警察へ出頭する必要のある日時が記載

・出頭場所

出頭すべき場所の記載

・出頭時に持参するもの

通知書、運転免許証、車検証、印鑑を持参するよう記載

・その他

警察の連絡先や住所、地図の記載

手続きと罰金の支払い方法

罰金の画像

・オービス設置管轄へ出頭

スピード違反を検知した場所の管轄の警察署へ出頭する必要があります。

旅先で違反をした場合は、そこの警察署に行かなければいけません。

違反切符が発行されれば、地元の警察署に書類が回されます。

ただ、通知内容を認知した場合は最寄の警察署でもいい場合もあります。

・取り調べを受ける

オービスで撮影された写真の確認と超過速度の程度の確認が行われ、認めた場合赤切符(交通切符)が交付され記入・捺印をします。

この写真はかなり鮮明なようなので、言い逃れはできません。

写真が不鮮明、顔が写ってない場合は出頭要請自体ないので、確実な証拠があるということです。

この時点で免許停止になります。

もし、違反日時に他の人に貸していた場合はその人に出頭要請をしてください。オービス通知は車の所有者に届いてしまいます。

・簡易裁判所へ出廷・罰金の支払い

赤切符を切られた場合、略式裁判を受けなければなりません。

検事の聞き取り、罰金の支払い額が決定されます。

その後、検察受付で罰金を支払います。

罰金の額ですが、基本的には70,000〜80,000円、例によっては100,000円なんて事も。

停止処分者講習

免許停止処分になると、後日「行政処分呼出通知書」なるものが届きます。

指定された場所で免許停止になった人が受講する「停止処分者講習」が受けられます。

この講習を受けると免許停止期間を短くすることができます。

短くなる日数については、筆記試験の成績によって決まります。

例えば、停止日数が30日間で成績が「優」の場合、29日間短縮されて翌日から運転できるようになります。

まれにオービスのフィルムが切れていたり、写真が鮮明に撮れていなかったりで免れることもあるかもしれませんが、スピードを出しすぎると事故につながりかねないので、十分気を付けましょう。

運転の画像

安全運転を心がけましょう

オービスについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

一度のスピード違反でかなりの日数を取られてしまいます。

その期間は運転もできませんし、いろいろな手続きやお金、時間が必要になってきます。

その手間を考えると「急がば回れ」違反しないに越したことはありませんね。

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