意外と知らない!?プリウスPHVとHVの違い!!燃費やメリットデメリット

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プリウスランプ

出典:最新車情報「carパラダイス」

最近は何処でもエコカーをよく見かけるようになりました。

エコカーといえば、代名詞ともいえるトヨタのプリウスが有名ですが・・・

プリウスには 【プリウスHV】と【プリウスPHV】があるのをみなさんはご存知ですか?

プリウスがエコカーだってことは知っていても「phvって???」っていう方も多いのではないでしょうか?

そこで、いまさら聞けない「HV」と「PHV」についてカンタンにご説明してみたいと思います。

HV(ハイブリット車)とは?

HVは「hybrid Vehicle」の略称でハイブリッド車と呼ばれます。

モーター(電気)とエンジン(ガソリン)で走ることができる車である事はみなさんも知っていると思いますが・・

実は、モーターだけでは2~3kmしか走ることができません。

モーターは補助的な役割でしかなく、基本的にエンジンで走行します。

車に詳しくない方はここで「えっ!?」ってなるかもしれませんが
初動時など、エンジンだけだとガソリンをたくさん消費してしまうときに、モーターが補助し燃費効率を良くしてくれます。モーターを回すバッテリーの残量が減ってくると、エンジンを回して発電し、バッテリーに充電をします。

プリウスエンジン

頭に「P」が付いてる「PHV車」とは?

PHVは「plug-in hybrid Vehicle」の略称でプラグインハイブリッド車と呼ばれます。

「プラグイン・ハイブリッド車」は、HV車同様モーター(電気)とエンジン(ガソリン)で走ることができます。

一緒じゃない?って思ったそこのあなた実は違うのです。

実はこのPHV、HV車に比べてモーターで走行できる距離がすごく長くなりました。

「プリウスPHV」の場合、モーターはエンジンの補助的役割でなく、フル充電で20㎞以上走行することができます。

これによりプリウスとプリウスPHVでは、燃費もかなり違います。

プリウスが「40.8km/L」であるのに対して、なんと、プリウスPHVは、「68.2km/L」も走れちゃいます。

1.5倍以上燃費がいいですね。

さらに、家庭用コンセントや専用充電器などの外部電源(プラグ)からバッテリーに直接充電することができます。

エンジンを使わずにモーターだけで20km以上も走行できるので、たとえば普段は近場での買い物にしか利用しないという方の場合、ガソリン消費なし!にすることも可能です。

プリウスの場合、充電にガソリンを使用することになりますが、プリウスPHVの場合は、家庭用コンセントなどから充電できるので、環境保護にかなり貢献できるエコカーであるといえます。

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PHVのデメリット

と、ここまでPHVを若干贔屓に書いてありましたが、PHVにもデメリットはあります

  1. 充電設備

    PHVは家庭用コンセントから充電できます。
    ただし、PHV専用の配線とコンセントが必要になります。 そのための工事費がかかり、集合住宅などでは充電設備の設置が難しい場合があります。

  2. 車内空間

    モーターで長く走れるようになった=バッテリーが大きくなったということ。
    多くのバッテリーを搭載するため、車内のスペースが犠牲になる場合があります。
    HV車自体がガソリン車と比べて荷物を置くためのラゲッジスペースが狭くなったりする事がありますが、PHVはさらに大きいバッテリーを積んでいるためその傾向が顕著にあらわれてきます。

  3. 価格の高さ

    バッテリーの分、コストや重量がかさみ、車体価格も高めになっています。
    プリウスPHVの場合、
    ハイブリッド車が
    約240万円~約320万円なのに対し、
    PHV車は
    約320万円~約420万円となっています。

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HVとPHV メリットデメリットまとめ

■HV(ハイブリッド)

メインの動力:エンジン・ガソリン
バッテリーへの充電 :エンジン
メイン動力はエンジンです、したがってガソリンがメインのエネルギーとなっています。モーターもついていますが、あくまで燃費を良くするための補助的な役割。維持費はガソリン代です。
<メリット>
・補助にモーターがついているのでガソリン車より低燃費
<デメリット
・メインはガソリンなので、維持費が安くない

◆PHV(プラグインハイブリッド)

メインの動力:モーター・電気
バッテリーへの充電 :家庭用コンセント
メイン動力はモーターです、一言で言ってしまえば “HVを充電できるようにしたクルマ”です。充電スタンドや家庭用コンセントから充電することが可能で、さらにエンジンも搭載されていますので、ガソリンで走行することもできます。
メリット
・充電ができるので、維持費が比較的安い
・発電しながら走ることができるので、航続距離が圧倒的に長い
デメリット
・エンジンとモーターをメインユニットとして両方搭載するので、車両価格が高額
・大きなバッテリーを搭載するため車内空間が狭くなる。

ちなみに余談ですが、「PHV」と似た「PHEV」と呼ばれるものもありますがPHVとPHEVに差はなく、メーカーでの呼び方が異なるだけです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

意外と知らないHV車とPHV車について。

実は、本日紹介したポイントの他にもエコカー減税や細かな違いが沢山あります。

さらに詳しく知りたい方はぜひ、新型プリウスPHVが発売されたこの機に一度お近くのディーラを訪れてさらに詳しく聞いてみてはいかがでしょうか。

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