アイドリングストップがいらない一番の理由は“命の危険”
“アイドリングストップなど不要”という記事をよく見かけます。
それは、軽自動車やコンパクトカーを中心にアイドリングストップが標準装備となる事が増えてきたので、それを疑問に感じる人も増えたということです。
よくネット上では、トータルコストの問題を多く取り上げてる意見が多いようですが、皆さんに考えて頂きたいのは
アイドリングストップは“命の危険を伴うかもしれない”という装備だと言うことです。
燃費向上や二酸化炭素などの排気抑えるなどの理由が優先され、命の危険が二の次にされて良いはずが有りません。
コストにおいても無駄だらけのアイドリングストップ
アイドリングストップは、その開発費や電子制御部品やその設置に多大なお金がかかっています。その分が必ず車両価格に含まれているのです。
その為、当然車両本体価格がすでに割高に設定されています。
更に、高価なバッテリーとセルモーターの交換時期が早く訪れます。
現に私が乗っている中古のタント(600系)ですが、前のオーナーがアイドリングストップを愛用していたと見えて1回目の車検を通す前にバッテリー交換となりました。
おまけにバッテリーを選ぶ際に店員さんに、『アイドリングストップ装着車ですと、こちらのバッテリーがお勧めですよ』と勧められて、ついつい買ってしまったのは、後から考えるとメチャクチャ高価なバッテリーでした。
これって浮かしたガソリン代を結構食ってますよね(笑)
関連記事:アイドリングストップのデメリット!気になる燃費とバッテリー事情
なぜ故そんなに危険なのか?
それでは徐々に核心に触れていきたいと思います。
アイドリングストップ搭載車を実際に所有し最初に遭遇した驚くべき事実は、”完全に車が停止する前にアイドリングストップが作動してしまった”ということです。
それもまだ人が歩くほどのスピードで走行しているのにです。
私の乗っていた中古車が、たまたまそうだったとは考えづらいです。
この事にうなずいている人も多いのではないでしょうか。
これってリコールの対象にならないのですかね??
リコールが安全が確保されないことが発覚した時に部品の交換等を行う事だとすれば、わたしは完全に停止した時にアイドリングストップが作動する正常な部品と交換して頂きたいと痛切に思います。
一番問題なのは、アイドリングストップが搭載され始めたころの別の車にも乗ったことが有りますが、その頃は完全停止した時にしか作動しなかった事を記憶しています。
もしかすると、各社が競う燃費の数値合戦の結果この様な事になってしまったのでは??と考えてしまいます。
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車における技術革新とは安全性の向上
自動ブレーキシステムは“人のうっかり”や“判断ミス”をサポートしてくれる機能です。
しかし、アイドリングストップは、“人のうっかり”や“判断ミス”を後ろから後押し、余計に過失を大にしてしまう可能性があるのです。
それは私が経験した体験からも申し上げる事ができます。
交差点を右折しようとしたその時の話です。
対向車が見えていましたが、このタイミングなら大丈夫と思い右折を試みました。
しかし、アクセルを踏んでも車は発進しません。
そうです!アイドリングストップが作動しエンジンが停止していたのです。
前にも触れましたが、車は完全に停止していないので、するすると対向車に向かって進んでいったのです。
こんな体験をしたのが、ダイハツのタントの中古車でしたが、私は決して「アンチ ダイハツ」と言うわけではありません。
先ごろモデルチェンジした、ミライースの方向性は称賛したいと思っています。
初代モデルは、低価格と低燃費だけを全面的にアピールしていました。
しかし今回のモデルは、誤発進抑制制御機能をコマーシャル等で一番協調しています。
低燃費競争にウンザリしていた私にはホットするCMでした。
まとめ
運転中に私たちがしてしまう可能性のある”うっかり”や”判断ミス”、”漫然運転”、”注意力低下”。
こういった事による事故を防ぐ為に、さまざまな技術が研究・開発され、車はより安全にクリーンな乗り物へと進化を続けています。
しかし、その技術が命を危険にさらすものになってはいけないと節に願っています。
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