ラジエーターが故障!?オーバーヒートと冷却装置の重要性

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オーバーヒートと冷却装置の重要性

何かとイベント満載の夏、クルマで出かける機会も多々あるかと思います。

近年はクルマの性能が向上しているため、トラブルが少なく信頼性も高くなっていますが、夏になると熱の問題が出てきます。

行楽地に向かう途中で、路肩にとまってエンジンルームをのぞき込んでる光景を人生で一度くらいは見たことがあるのではないでしょうか。いわゆるオーバーヒートというものです。

オーバーヒートの原因は様々ですが、エンジンが異常に高温になり発生します。そして、エンジンが高温になるのを防ぐためにあるのがラジエーターなどの冷却装置です。

ラジエーターはクルマにあまり興味がない人でも名前くらいは聞いたことがあると思いますが、具体的にどういう仕組みでどういう役割をしているのかまで知っている人は少ないと思います。そこで、オーバーヒートを防ぐためにも、ラジエーターなどの冷却装置のことをよく知っておきましょう。

ラジエーターとは

ラジエーターとはクルマのフロント部分に位置している装置のことで、エンジンの熱を適正に保つ役割があります。

仕組みとしては、ラジエーターに当たる風によって冷却水が冷やされ、その冷却水がエンジン周辺を循環して熱を下げます。

後述しますが、ラジエーターを機能させてエンジンの熱を下げるには、冷却水、ウォーターポンプ、冷却用電動ファン、サーモスタットといった装置が必要不可欠となります。

これらの装置に不具合・故障があるとオーバーヒートの原因となりますので注意が必要です。

オーバーヒートの原因

オーバーヒートというのは簡単に言うとエンジンが熱くなりすぎてしまうことです。

オーバーヒートになっても短時間なら影響は少ないですが、対処をしないとエンジンオイルが高熱になってしまい、エンジン保護として機能しなくなったり、エンジンの中が焼き付いてしまったりと、非常に大きなダメージを受けてしまいます。

最悪の場合はエンジンを載せ替えなければならず、高額な修理代になってしまうのがオーバーヒートの怖いところです。オーバーヒートはいくつかの原因が挙げられます。

冷却水(別名:ラジエーター液、クーラント液)の不足

冷却水とはエンジンの温度を冷やすために、ラジエーター、エンジン周辺のホース、ウォーターポンプなどを循環している水(正確には水ではないです)のことで、循環中のホース類などのゴム製のところが劣化して亀裂が入り漏れだすことがあります。

漏れ出していることに気づかずにクルマを走らせていると、どんどん冷却水が減っていき、最終的にはエンジンを冷やすことができなくなってしまうため、オーバーヒートが起こります。

なお、冷却水は分かりやすいように赤や緑といった色が付けられていますので、漏れた際は比較的わかりやすいです。もし、クルマのまわりにカラフルな色をした液が漏れだしていたら、冷却水漏れを疑ってすぐに整備に持っていきましょう。

ウォーターポンプの故障

ウォーターポンプにはエンジンの冷却水を循環させる役割がありますが、故障してしまうとエンジンが高温になりオーバーヒートを起こしてしまいます。

一般的なクルマはファンベルトと呼ばれるベルト状のもので駆動しているのですが、ファンベルトは経年劣化により切れることがありますので、5万㎞~10万㎞、3年~5年で交換することをおすすめします。

また、ウォーターポンプの故障やファンベルトの劣化は「カラカラ」や「キュルキュル」というような異音がするので、このような異音が聞こえたらすぐに整備に持っていきましょう。

冷却用電動ファンの故障

クルマは走っていればラジエーターに風が送られるのですが、低速で走っているときや止まっているときは熱がこもってしまいます。

その熱を下げるため、ラジエーターに機械的に風を送っているのが冷却用電動ファンです。冷却電動用ファンが故障していると、特に渋滞などでオーバーヒートが起こりやすくなります。

故障した場合はなかなか気づきにくいですが、渋滞時などに水温計が異常に上がっていますので、定期的に確認しておきましょう。

サーモスタットの故障

サーモスタットは設定された温度に調整する装置のことです。

冷却水は温度が低いときはラジエーターには送られないのですが、温度が高くなってくると冷やすために冷却水が送られます。

その送る送らないの判断をする役割があります。故障していると、冷却水を送りっぱなしもしくは閉じっぱなしになってしまい、冬はオーバークール(オーバーヒートの逆で冷え過ぎな状態)、夏はオーバーヒートの原因となります。

サーモスタットも故障した場合気づきにくいため、水温計が異常に上がっていないか定期的に確認をしておきましょう。

さいごに

普段クルマに乗っていてあまり意識をしないラジエーターですが、エンジンにとっては非常に重要な役割を担っています。

特に夏はオーバーヒートによってエンジンに重大なダメージを負うこともありますので、故障にいち早く気づけるよう日頃から、冷却水漏れ、異音、水温計には注意しておきましょう。

スポンサーリンク

新車選び .com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加