普段何気なく敷いている車のフロアマットですが、新車購入時ディーラーの方たちは「最低限のオプション」ということで、フロアマットを提案するのは、今や常識ですね。
純正品のフロアマットはその車種専用に作られていますからサイズがピッタリで車内にマッチしているのは当たり前ですが
あなたの、使っているフロアマット・・・汚れていませんか?
長年使っているフロアマットは気づかないうちに汚れがたまっていたりダメージの蓄積で知らないうちに変形している可能性もあります。
そこでいざ、新しいフロアマットに取り変えようと思っても、純正品と市販品のものでかなり値段の違いがあり、素材によっても使い勝手に差が出てきてどれを買うのか迷う事があると思います。
そこで今回は、フロアマットの役割やフロアマット種類などからフロアマットの選び方をご紹介いたします
車のフロアマットの役割
フロアマットが車に付いていても、本来の役割について、分かっている人は意外と少ないのではないでしょうか?
今はマイカ-のドレスアップアイテムとしても注目を浴びている車のフロアマットですが、元々の本来の目的は、ドライバ-の足元を守るということでした。
つまり縁の下の力持ちのような存在で、
① 靴の滑り防止
② 靴に付着した土や泥などによる汚れの防止
③ 柄付きフロアマットで車内の印象を変える
というのが主たる存在理由であります。
従って、極端な話、純粋に物をはこぶだけで、床が汚れても何も困らないという車の場合、装着しないということも可能です。
ただ、そんな車は今はあまり見かけることはあまりなく、大体どの車にもフロアマットはついています。
元々、車は外で使うためのもので汚れがつくのは避けられないことですし、滑り止めの役割もありますので安全面においても貢献している点が多いので、フロアマットは必ず付けておいた方がいいとおもいます。
車のフロアマットの種類と掃除しやすさ
数多く世の中に出回っているフロアマットも、大きく分けると、主に布製のフロアマットとゴム&プラスチック製のフロアマットの2種類に分かれ、それぞれにメリット・デメリットがあります。
布製フロアマットについて
車のフロアマットの素材が「布」の場合、高級感が確実に出ます。
高級セダンのカタログを見れば分かると思いますが大体のフロアマットは布製で、毛足も大変長いものが多いです。
デザイン的には、多くの種類が存在するので、気に入った色や模様を選ぶことが出来ます。
愛車をお洒落な仕上がりにしたいという人におすすめです。
逆に布のフロアマットのデメリットはなんといっても手入れが面倒だということがあげられます。
ゴミが繊維の間に挟まり取れない事や、水洗いをしたときに乾くまでにかなり時間がかかるということがあげられます。
フロアマットの掃除はこまめに行わないと、残念ながら汚れが目立ってしまい、車内の雰囲気が台無しになってしまう可能性があります。
ゴムまたはプラスチック製について
車のフロアマットの素材が「ゴム製」か「プラスチック製」の場合一番のメリットは安価で入手できるということです。
廉価版の国産車のカタログをみたら、大抵の場合、標準装備でついています。
そして、水拭きだけでもきれいになるので洗うのが非常に簡単です。
取り出して、水をかけてこすれば終わりです。
その反面、ゴム、プラスティックのフロアマットのデメリットは、安っぽさがぬぐい切れないという点があげられます。
自分の車をどのような雰囲気にしたいかとか、手入れする頻度などによってもどの素材にするかを決定するのが良いでしょう。
■純正のフロアマットと市販のフロアマットの違い。
素材を決めたら次はどこで買うかです。
純正の方が良いだろうと思いがちなところがありますが、フロアマットに関して言うと必ずしもそうではありません。
ネットなどで通販されている、きちんとした車種別専用設計でモデル・型式にあったフロアマットであれば、ホームセンターなどで売っている汎用製品とはちがい、純正とほぼ同じの品質のフロアマットが純正品の約半値程度の金額で手に入る場合があります。
もちろん、メーカーのロゴはついていなかったりはしますが、マットのクオリティは純正品と同等かそれ以上ですし、なにより柄のバリエーションが豊富ですので自分の気に入ったデザインを購入することによって車内のアレンジが容易に出来る様になるでしょう。
中には、新車購入時にオプションの純正フロアマットを断って最初から市販品のフロアマットを付けている方もいらっしゃるようです。
ちなみに、ここだけの話ですが一部自動車販売店さんではお客さんに純正品ではなく市販品のマットをおすすめしている所もあります。
自動車販売業者さんも信頼している市販品のフロアマットなんかは純正品以上と言ってもいいのではないでしょうか?
如何だったでしょうか?このように単純にフロアマットといっても絞り込んで見てみるといろいろと種類もあります。
この機会にフロアマットをただの車に引いてあるものと考えず真剣にフロアマットを選んでみてはいかがでしょうか!