2008年に販売が開始され、2015年のフルモデルチェンジにより2代目となっているトヨタ ヴェルファイアですが、姉妹車のアルファードとともに2018年の1月にマイナーチェンジが予定されています。トヨタのミニバンとしてはフラッグシップに位置する存在であるため、マイナーチェンジと言えど非常に気になる情報ですね。
今回はヴェルファイアがどんな車かも併せて、最新マイナーチェンジ情報をお届けします。
ヴェルファイアってどんなクルマ?
ヴェルファイアは2008年からトヨタ自動車が販売している大型クラス(フラッグシップ)のミニバンです。姉妹車にアルファードがありますが、基本的にエクステリア以外のスペックは同じとなっています。
大型クラスのミニバンだけあり乗車定員は7~8人乗り、排気量も2500cc(ハイブリッド設定あり)と3500ccのモデルがあり、力強い走りが可能となっています。
2015年のフルモデルチェンジでは、エクステリアデザインに金属を削りだしたようなメッキデザインを採用し、全体的に重厚感を強調したダイナミックなデザインとなっています。走行性能においても、リアの足回りをトーションビーム型からダブルウィッシュボーン型に変更しており、ボディ剛性の強化や遮音材の見直しと相まって静粛性や乗り心地を向上させています。
高級ミニバンとも呼ばれているだけあり、価格も350万円~トップグレードで700万円を超える設定となっています。
最新マイナーチェンジ情報!
マイナーチェンジは2018年1月を予定しており、主な内容は以下の3つです。
・エクステリア・インテリアの変更
・一部エンジンの改良
・トヨタセーフティセンスPの装備
エクステリア・インテリアの変更
エクステリア面ではバンパーやグリル等のフロント部分や、テールランプの形状が変わります。今流行のシーケンシャル・ターンランプ(流れるウインカー)もメーカーオプションとして設定され、更なる高級感を演出します。
また、ボディーカラーも以下の3色が追加予定です。
・ダークマイカレッドメタリック
・スティールブロンドメタリック
・グラファイトメタリック
インテリア面ではホワイトレザーをメーカーオプションとして設定するほか、合皮の採用範囲を広げるなど、質感を向上させる改良がおこなわれる予定です。
一部エンジンの改良
ヴェルファイア パーツ にはV型6気筒3500ccのエンジンを採用しているモデルがありますが、このモデルにおいて更なる動力性能と燃費向上の改良がおこなわれる予定です。
これまでの予想では、2000ccのダウンサイジングターボエンジンがありましたが、今回のマイナーチェンジでは採用されず、次回に見送りとなっています。
トヨタセーフティセンスPの装備
トヨタセーフティセンスPとはトヨタ独自の衝突回避支援パッケージであり、現在はハリアー、プリウス、C-HR、クラウン、ランドクルーザーに設定があります。ヴェルファイアはこれまで設定がありませんでしたが、今回のマイナーチェンジで採用が予定されています。
トヨタセーフティセンスPの機能は以下の通りです。
①プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援型)
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車両や歩行者を検知し、衝突の可能性がある場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報し、緊急時にはブレーキをアシストします。人間に対しては約10~80kmの速度で自動ブレーキが発動して停車または衝突までに大体30km/hの減速をすることが出来ます。
②レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
カメラで道路上の黄色線や白線を認識し、ウインカーを出さずに車線を逸脱する可能性がある場合にブザーとディスプレイ表示で警報するほか、ステアリングを修正するサポートもします。
③オートマチックハイビーム
単眼カメラによって対向車のヘッドランプや先行車のテールランプを検知し、ロービームとハイビームを自動で切り替えてくれます。
ハイビームで走行しても大丈夫と判断した場合は常にハイビームで走行してくれますが、最近道路を走ってるとこういった機能に頼って凄いまぶしいことも良くありますので場合に応じては手動で切り替えることも必要ですね!
④レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付/全車速追従機能付)
ミリ波レーダーで先行車との車間距離を認識し、一定の車間距離を保ちながら追従走行をすることができます。
まとめ
今回のマイナーチェンジでは現行モデルの価格と比べて10万円~20万円高くなることが予想されていますが、エクステリア・インテリアの質感や安全性が向上されるため、価格に見合う価値は十分あると思います。
フルモデルチェンジの予想は2020年以降と当分ないため、ヴェルファイアの購入をお考えの方は今回が買い時かもしれません。
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