トヨタ 新型RAV4がSUVランキングトップの大人気!ライバル車ヴェゼル・エクストレイルとも徹底比較!

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最近は街中でも、各社のSUVを本当に良く見掛けますよね。

SUVとは、スポーツ・ユーティリティー・ビークル (Sport Utility Vehicle) の略称です。日本では「スポーツ用多目的車」として、普段使いはもちろんのこと、レジャーやキャンプをするのにも適した車種とも言えます。

体が大きくインパクトがあるので結果的に記憶に残りやすいのも関係していますが、それでもひと昔前と比較すると当時のセダンの牙城を奪ったのが、現在のSUVと言っても過言ではありません。

現在のSUVは実に幅広く、各社が人気車を多数抱えています

例えば、トヨタは大型のランドクルーザ、大人気のハリアー、若者人気が高いC-HRと多様なラインナップが揃っています。

マツダ、スバル、スズキなども明らかにセダンよりSUVに本腰を入れているのがラインナップから窺えます。

そんな昨今のSUVブームですが、現在の大本命は何だかご存知ですか?

現在最も売れていて、そしてブームの火付け役の一台となったのが、トヨタが1994年に発売した初代RAV4(ラブフォー)です。

それから25年以上が経過し、5代目RAV4が今年4月に発売されるとSUVランキングのトップに躍り出る大人気となっているのです。

C-HRやヴェゼルなどのスタイリッシュな都会派的なクロスオーバーのコンパクトサイズのSUVでした。それに対して、RAV4は、ミドルサイズSUVで、ワイルド系のデザインも魅力的です。

この3車種の価格帯も販売台数に大きく影響していると思われます。ヴェゼルとCHRの価格帯は230万円から300万円くらいです。それに対してRAV4は、260万円から380万円くらいとワンランクうえの価格帯となります。

これだけSUV車が乱立している中、なぜRAV4が大ヒットを飛ばす事が出来たのか?

その魅力やライバル車との比較から、徹底的に分析をしてみたいと思います。

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SUV販売台数トップを狙うRAV4の魅力!

まずは、2019年上半期のSUV販売ランキング ベスト10を紹介します。

1位:ホンダ ヴェゼル 33,445台

2位:トヨタ C-HR 32,221台

3位:日産 エクストレイル 22,603台

4位:トヨタ ハリアー 20,772台

5位:マツダ CX-5 20,201台

6位:トヨタ RAV4 17,775台

7位:SUBARU フォレスター 17,639台

8位:トヨタ ランドクルーザー 15,960台

9位:マツダ CX-8 14,790台

10位:スズキ クロスビー 13,852台

ホンダのヴェゼルは大人気で、続いてCH-Rやエクストレイルと順当に続き、RAV4は何と6位です。

あれっ、RAV4って記事で煽っている割には人気がないと思ったのなら、ご安心ください。これは上半期のランキングなので、4月に発売されたRAV4はこのランキングでは圧倒的に不利なのです。

2019年6月のSUV販売ランキングでは、

1位:トヨタ RAV4 7,822台

2位:ホンダ ヴェゼル 6,143台

3位:トヨタ C-HR 4,342台 ~以下割愛~

と見事にヴェゼルを抑えて1位を獲得しています。さらに、8月の普通車ランキングではミニバンやコンパクトカーと販売台数で大差ない8位にランクイン。

現在、最も売れているSUVはRAV4と断言できるほど大好評なのです。

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~RAV4の魅力とは何か~

それでは何がウケて、RAV4がこんなにも販売が好調なのでしょう?

・外観がスタイリッシュで若返る

・グレードが全6種類用意され、ハイブリッドとガソリンタイプの選択可能

・ハリアー、CH-Rよりも悪路に強い本格オフロード車

・高級SUVにも見劣りしない上質な内装

・ミドルサイズで適度なボディサイズながら、後席もゆとりある

RAV4はこれまでありそうでなかったSUVで、それが大ヒットの要因となっています。

それは適度なバランスを保ちながらも、本格オフロード車の性能も確立して、尚且つ燃費の良さや後席の快適性、内装の上質さも高級車を感じさせます。

これらにトヨタの安全性や信頼性、高級ながら割安な価格設定が加味されれば、売れない方がおかしいぐらいです。

どのSUV車とは言いませんが、見た目が良くなるとオフロード走行は劣る。逆にオフロード走行に舵を取ると、今度は燃費が悪くなったり快適性が損なわれます。

そのバランスが難しく、車体が大きく重量も重くなるので、一般道では取り回しも弱点となります。ですから、程よい大きさながらトータルとして最もバランス良く完成させたのが今回のRAV4なのです。

性能、ガソリン車、ハイブリッド車の売れ行き状況

全6グレードが用意されているRAV4ですが、基本は2リットルガソリンエンジンと2.5リットルハイブリッドに分けられます。

①2L ガソリンエンジン車(4グレード、価格帯約265万~341万)

X:265万円
G:326万円
G“Z package”:341万円
Adventure:319万

②2.5L ハイブリッド車(2グレード、価格帯約326万~388万)

HYBRID X:326万
HYBRID G:388万

RAV4を購入する全体の約65%がハイブリッドを選択し、残り約35%がガソリンとなります。

グレード別にその販売割合をまとめると以下の通りです。

①2L ガソリンエンジン車

X:15%
G(G“Z package”を含む):50%
Adventure:35%

②2.5L ハイブリッド車

HYBRID X:20%、
HYBRID G:80%

この結果からハイブリッドとガソリンに関係なく、上級グレードを選択するのが圧倒的に多く、また購入者の約40%が30代以下の若い世代となっているので、トヨタの戦略通りとなっています。

性能に関しては、今回の目玉となるのがオフロード走行にも優れている点なので、

・世界初の新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」

・軽量で剛性強いボディ「高剛性ボディ」

・運転アシストの4WD性能を高める「4WD統合制御」(AIM)

などが目玉です。

更にこれに加えて、セーフティ・サポートカーなので先進安全機能として、

・ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」

・高速道路のクルージングをサポートする「レーントレーシングアシスト」

・ついていくをサポートする「レーダークルーズコントロール」

・夜間の見やすさをサポートする「オートマチックハイビーム」

・標識の見逃し防止をサポートする「ロードサインアシスト」

これらが備わるので、4WD走行だけでなく安全面の評価も文句なしです。

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ライバル他社の人気SUVと比較(ヴェゼル、エクストレイル)

RAV4が発売するまで、SUVランキングでトヨタ車以外で上位に君臨していたのが、ホンダ・ヴェゼルであり日産・エクストレイルです。

そこで、この2車種とRAV4を比較してみたいと思います。

ボディサイズの比較:室内長×室内幅×室内高(mm)

・ヴェゼル(HYBRID・Honda SENSING)…4,330×1,770×1,605

・エクストレイル(20S HYBRID)…4,690×1,820×1,730

・RAV4(HYBRID X)…4,600×1,855×1,685

エンジンサイズ、パワー、トルク、燃費の比較

・ヴェゼル(HYBRID・Honda SENSING)…

最高出力(1.5Lハイブリッドエンジン):132ps/6,600rpm
最大トルク(1.5Lハイブリッドエンジン):15.9kgf・m/4,600rpm
モーター最高出力:29.5ps/1,313-2,000rpm
モーター最大トルク:16.3kgf・m
燃費:27.0km/L(FF、JC08モード燃費)

・エクストレイル(20S HYBRID)…

最高出力(2.0Lハイブリッドエンジン):147ps/6,000rpm
最大トルク(2.0Lハイブリッドエンジン):21.1kgf・m/4,400rpm
モーター最高出力:41.0ps
モーター最大トルク:16.3kgf・m
燃費:20.8km/L(FF、JC08モード燃費)

・RAV4(HYBRID X)…

最高出力(2.5Lハイブリッドエンジン):131kW(178PS)
最大トルク(2.5Lハイブリッドエンジン):221N・m(22.5kgf・m)
最高出力(フロントモーター):88kW(120PS)
最高出力(リアモーター):40kW(54PS)
最大トルク(フロントモーター):202N・m(20.6kgf・m)
最大トルク(リアモーター):121N・m(12.3kgf・m)
燃費:21.4km/L(2WD、WLTCモードの燃料消費率)

エンジン排気量でRAV4の方が大きいのもありますが、パワーやトルクでライバル車を圧倒しているのが分かります。

また、燃費もモード違いを考慮するとエクストレイルよりも実質優れているのも素晴らしいですね。

トヨタ車の人気SUV C-HRとの比較!

最後に同じトヨタの人気SUV C-HRと比較をしてみます。

ボディサイズの比較:室内長×室内幅×室内高(mm)

・CH-R(S、ハイブリッド)…4,360×1,795×1,565

・RAV4(HYBRID X)…4,600×1,855×1,685

エンジンサイズ、パワー、トルク、燃費の比較

・CH-R(S、ハイブリッド)…

最高出力(1.8Lハイブリッドエンジン):98ps/5,200rpm
最大トルク(1.8Lハイブリッドエンジン):14.5kgf・m/3,600rpm
モーター最高出力:72.0ps
モーター最大トルク:16.6kgf・m
燃費:30.2km/L(FF、JC08モード燃費)

・RAV4(HYBRID X)…割愛(上記参考)

CH-Rと比較しても、RAV4の方がパワーやトルクで優っているのが分かります。

しかし、CH-Rは同じSUVでも方向性が違うので、一概に比較はできないのではないでしょうか。

どちらにしろ、ヴェゼルやエクストレイルを含めても、RAV4がスペック的にはワンランク上となる実力を秘めていると評価できます。

まとめ

各社からハイブリッド搭載のSUV車が一通り発売され、その中で後発のRAV4が優れているのは当然とする意見もあるでしょう。

しかし、実はRAV4も初代以外は低迷し、現在の新型RAV4が大人気となっているのは、当初驚きを持たれていました。

発売前はボディサイズの大型化、本格的なオフロード機能等々に対して、逆に心配もされていたのです。

何より、トヨタには人気SUVが揃っていますし、ライバル車も強力な中で、見事にSUV販売ランキングで1位を獲得するのは、見事に劇的な復活と言えるでしょう。

性能やオフロード走行の実力は文句なし、そしてハイパワーでありながら燃費も優れるというある意味で究極の一台と呼べる車に仕上げたのは、流石はトヨタですね。

現在でも納期まで数か月の時間が要する人気ぶりですが、気になる方は購入の検討をしてみてはどうですか。

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