新型フォレスター発売!フルモデルチェンジの全容を徹底解説!
スバルが誇る大人向けのクロスオーバーSUV”フォレスター”が、6年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。
フォレスターは世界中で統一車名で展開する、スバルを代表する看板商品であります。それだけに、今回の5代目新型フォレスターにも期待が高まっています。前モデルとの違いや、今回の目玉となる部分に焦点を当てて、劇的変化でより大人向けに変化した新型フォレスターを徹底解説させていただきます。
走りが一段と進化!フォレスターは裏切らない!
新車を購入しても、どうも走りが凡庸であまり変化がないと感じる事はありませんか?
車雑誌や評論家の評判は高いのに、いざアクセルを踏んでも退屈に感じる。しかし、フォレスターはそんな心配をする必要がありません。
今回の目玉となるのが、走りの変化で上質な走行能力を獲得した事となりますが、それを支えているのが、この新採用された二つとなります。
・スバルグローバルプラットフォーム
・e-BOXER
①スバルグローバルプラットフォーム(SGP)とは?
スバルが開発した新世代の剛性能プラットフォームが、”SGP”です。
これが素晴らしいのは、走行性能はもちろん衝突時の安全面でも優れている点です。
スバルと言えば、世界最高峰の安全性能である「アイサイト」があまりにも有名ですが、事故後の衝突も考えた車づくりは、他のメーカーにも影響を与えるでしょう。
試乗した評論家によると、SGPを採用する事で、直線のスムーズな走りだけでなくコーナーでも無駄がなくなり、ワンランクやツーランク上の高級車を運転している感覚になるそうです。クロスオーバーSUVはどうしても車体が重くなり、バランス悪さが走りに悪影響を及ぼすものです。しかし、SGPによって乗り心地や快適性が、助手席や後席でも確実に感じるほど、レベルが上がったのです。
スポンサーサイト:
②e-BOXERとは?
フォレスターには、グレードが4種類用意されています。
・Advance…最上級グレード、2000cc + e-BOXER 搭載モデル、309万~
・Premium…上級グレード、2500cc直噴エンジン、302万~
・X-BREAK…中級グレード、2500cc直噴エンジン、291万~
・Touring…エントリーグレード、2500cc直噴エンジン、280万~
今回の目玉となるのは、伝統的な水平対向エンジンに電気モーターの新型マイルドハイブリッドシステム”e-BOXER”を組み合わせた「Advance」となります。
一般的には、ハイブリッドは燃費を助けるイメージがありますよね。だから、従来モデルよりもエンジンを小さくしても、同等のパワーを誇りながら燃費も優れる。
しかし、フォレスターのe-BOXERはさらに進めて、低速域でのトルクをカバーし、加速直後の減速もアシストする事で、レスポンスがさらに鋭くなりました。
最近の欧州車が採用する電動ターボのようなフィーリングを楽しめる、国産車としては別次元の車となり生まれ変わったのです。
外観は伝統的スバル車! 中身は最新装備搭載!
スバル車の特徴として、それぞれの車の外観が似通っている点があります。
これは良くも悪くも統一性があり、メーカーとしてのポリシーを守っていますが、車名が違う車も似ているのは、少々複雑でもあります。
新型フォレスターも、グレード間での違いがほぼ皆無なだけでなく、SUBARU XVやレガシィ アウトバックとも非常に似通っています。
しかし、この手法は国産ではマツダが有名ですが、欧州車ではよくあるパターンなのです。
マツダ同様に欧州車志向が高いスバルとしては、狙って外観を似通わせているイメージ戦略となります。
また内装は一目で大人向けと分かる上品で手の込んだ作りです。「上品」という言葉がぴったりで、Advanceの本革シートではドアなど周辺部も茶色で統一され、高級感とセンス良さが共存しています。
安全装備でライバル車を凌駕!
各メーカーの最新モデルは、どれもが充実の安全装備となりますが、中でもスバル車でありフォレスターは抜きん出ています。
それは”アイサイト”が搭載されているからですが、このアイサイトは何かというと、端的には同価格帯の車と比較すると、数倍以上の価値がある運転支援システムです。
フォレスターには、自動ブレーキをさらに進歩させたアイサイト「ツーリングアシスト」、横滑りやコーナー安定性を高める「VDC」、車線変更や後方サポートする「スバルリヤビークルディテクション」、駐車場での誤発進防止の「AT誤発進抑制制御 &AT誤後進抑制制御」など、いくつもの先進技術が全グレードに搭載されています。
その中でも特筆すべきは、アイサイト「ツーリングアシスト」です。これは、前方車とぶつからないように、自動ブレーキだけでなくハンドルやアクセルも自動で制御されます。
アイサイトの悲願である「交通事故ゼロ」を達成するまで、どのメーカーよりも安全装備には力を入れ続けていくでしょう。
スポンサーサイト:
フォレスターのスペック大公開!
フォレスター(Premium、X-BREAK、Touring、Advance)のボディサイズ
全長×全幅×全高:4625mm×1815mm×1715mm
ドア数:5
車両重量:1520~1530kg(1640kg)
乗車定員:5名
ホイールベース:2670mm
※()内の数値は、Advanceになります。
・エンジンスペックと燃費一覧(Premium、X-BREAK、Touring)
排気量:2500cc(2.5L DOHC 16バルブデュアルAVCS 直噴)
最大出力:184ps
最大トルク:24.4kgm
WLTCモード燃費:13.2km/L
WLTCモード・市街地モード燃費:9.6km/L
WLTCモード・郊外モード燃費:14.6km/L
WLTCモード・高速道路モード燃費:16.4km/L
・エンジンスペックと燃費一覧(Advance)
排気量:2000cc(2.0L DOHC 16バルブデュアルAVCS 直噴)
最大出力:145ps
最大トルク:19.2kgm
モーター最大出力:13.6ps
モーター最大トルク:6.6kgm
WLTCモード燃費:14.0m/L
WLTCモード・市街地モード燃費:11.2km/L
WLTCモード・郊外モード燃費:14.2km/L
WLTCモード・高速道路モード燃費:16.0km/L
フォレスターの発売日はいつ?
これだけ走りと安全性能で充実した昨今では珍しい、大人向けのクロスオーバーSUV”フォレスター”の発売日は、以下の通りです。
・7月19日…Premium、X-BREAK、Touring
・9月14日…Advance
e-BOXER搭載の”Advance”だけ、発売日が約2か月遅れと違うのでお気を付け下さい。
スポンサーサイト:
スポンサーリンク