連休など休日には、各地の観光地やキャンプ場へ家族と車で出かける人も多いと思います。
今、そんなファミリー層に大人気なのがミニバンです。
「ミニ」と聞くと、軽を想像しがちですが、同じミニでも「ミニバン」の使い勝手は、バツグンです。
室内空間は広々としており、ほとんどの車種で3列シートを備えているので、7、8人の大人数で乗ることもできます。
もちろん、ファミリーでも広としているので、ちょっとした着替えやオムツの交換などにも余裕で使えるのです。
さらにアウトドア派には、マウンテンバイクなどの自転車や、スキーやスノーボード、ゴルフバッグ、サーフボード、キャンプ用品などなにかと荷物の多いレジャー道具などもラクラク積み込むことも可能です。
そんなミニバンの価格はというと、どのメーカーも人気のある車種なので競争しているためか、250万円前後~300円前後と低価格な車が多いのも特長となります。
では今、どんな「ミニバン」の人気があるのか、LLクラスからSSクラスまでの全車種の中から紹介します。
1位 トヨタ ヴェルファイア 2015年モデル
出典:toyota.jp
ヴェルファイアは、日本のトップクラスのLクラスミニバンです。
2015年にフルモデルチェンジをしましたが、ちょいワルイメージがありながら、最高級の風貌も残しつつ、さらにはヴェルファイアに乗るという、一種の憧れをかもしだしているつくりになっている、そんなプレミアムな車種です。
また、内装もシートアレンジの種類が豊富で、新開発された後輪に「ダブルウィッシュボーンサスペンション」が搭載されたため、乗り心地も最高級となっております。
この堂々と1位を獲得した要因として、Lクラスでありながら低燃費であることも多くのユーザーの心をとらえた理由でもあるでしょう。
燃費に関しては、このクラスのミニバンでは軍を抜いています。
やはりファミリー層にとって、車体価格はもとより燃費も非常に関心のある項目であります。
今後もさらなる進化に期待したいですね。
燃費19.4㎞/L(JC08) 価格31万円~1514万円となります。
2位 日産 セレナ 2016年モデル
出典:xn--2016-9k4cydta2czc3a8xzdj8h.biz
セレナは、現行モデルが販売されてから6年、ようやく発売された新型モデルです。
フルモデルチェンジされて、2016年8月に発売されました。
すでにランキング2位になるほど待っていた人も多かったようです。
新型セレナは、なんといっても自動運転技術「プロパイロット」が搭載されています。
この技術は、ファミリー層の多いミニバン市場において脅威になることは間違いないでしょう。
すでにスズキのアイサイトなどで知られている自動運転技術は、ドライバーをアシストしてくれるもので追突事故防止機能など、車の安全性を高める技術として世界中の各メーカーが開発を競いあっています。
今回新型セレナに搭載された「プロパイロット」は、日産が開発を進めている、同一車線運転技術のことで、車に搭載されたカメラが車線のレーンを認識して運転する技術です。
長距離ドライブなどの安全性向上に一役かってくれるのではないかと、大注目されています。
これだけの技術もさることながら、人気の車種である理由はシートチェンジも可能な広々とした3列シートの車内空間、ひと味違うデザインのボディとカラーもファミリー層のニーズにあったものとなっているためなのです。
新型セレナの技術革新は、これからの車社会に一石を投じるものとなるでしょう。
燃費16㎞/L(JC08) 価格231~318万円
3位 トヨタ アルファード 2015年モデル
出典:toyota.jp
アルファードは姉妹車といわれるヴェルファイアとともに、日本のミニバン市場では常に大人気のモデルです。
いわば、女王様といったところでしょうか。
2015年モデルは、なんとフルモデルチェンジを行いました。
豪華で勇壮をテーマにしていて、特長を際立たせたデザインで堂々としており、迫力を感じさせます。
以前は、エルグランドがミニバン市場に君臨していましたが、アルファードが登場してから一気に人気が出て未だに人気のある車種です。
アルファードはそれまでの考えを覆すような、他車を見下すような背の高い車体が特徴的であり、モデルチェンジ後も全高をわずかに低くするだけにとどまっています。
さらに、ヴェルファイアと同じ後輪にダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用し、乗り心地と操縦・安定性を追求しているので長時間のドライブでも疲れにくいという訳です。
その他にも、パノラマミックビューモニターや自動でステアリング操作を行う切り返し支援などの新機能を加えたインテリジェントパーキングアシスト2など世界最先端の装備を採用していたりなど、これからもどんどんと進化していくアルファードに目が離せませんね。
燃費18.4㎞/L(JC08) 価格319万円~1514万円
(ランキングにあたっては、2016.9.10~2016.9.16 価格.comの人気注文ランキングを参考にしました)
以上ミニバン3選をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
皆さんのお気に入りの車種はありましたか?
これら以外にも、技術面やフォルムなどで優れた車種が多種多彩にあります。
ぜひ、いろいろな車を見て一番のお気に入りを見つけてほしいと思います。
今後、新たな技術革新が進みもっともっと私たちの生活が便利になり、また安全性も増した車種がさらに出てくることでしょう。
これからも、ミニバン市場に注目ですね。
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