知っていますか?エンジンの警告灯がついた時の原因と対処法

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気持ちよくドライブしていたのに、突然、エンジン警告灯が光ったことはありませんか?

点灯しているマークの意味が良く解らず、ますます不安が増すという体験をした方は、多いと思います。

いざという時困らないように、どのような行動をすれば良いのか考えてみましょう。

エンジン警告灯とは?

エンジン警告灯の画像

出典:biker.cocolog-nifty.com

エンジン警告灯は車のスピードメーター内にあり、その形から「船マーク」とか「クジラマーク」「万力マーク」などと、様々な呼び名でよばれています。

色は黄色で、一般的には「エンジンチェックランプ」と呼ばれています。

昔の車と違い、今の車は多くの電気部品が使われていますね。

もしもどこかの場所で何かの異常があった場合に備え、センサーや電気回路には、全てスイッチが仕込まれているのです。

センサーなどに異常をきたした場合には、すぐさま点灯するように設計されています。

エンジン警告灯が点灯する原因

警告灯は様々な色で光ります。

これは、国際規格(ISO)で決められているもので、世界共通なんです。

赤色は危険、黄色は注意、緑は安全、信号も同じですね。

エンジン警告灯は黄色なので、どこかに異常があるのですが、走行には問題ありませんので、慌てないでくださいね。

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①O2センサーの異常

O2センサーは排気ガス中の酸素濃度を検知するためのセンサーです。

排気ガスの酸素濃度が高くなって、エンジン警告灯が点灯する場合と、センサーが壊れてしまった場合も点灯します。

車はこのO2センサーのお陰でガソリンを効率よく燃焼することができるのです。

仮に壊れても、燃費は悪くなりますが走行には問題ないという訳です。

②エアフロメーターの異常

エアフロメーターという空気を吸い込む量を測定する装置の異常は、燃料を噴射するインジェクターが電子制御されていることが考えられます。

エアフロメーター自体が故障しても警告灯は点滅しています。

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③スピードメーターセンサー異常

警告灯はスピードメーターが壊れたから点灯したのではなく、スピードを感知できていないということを警告灯が知らせている状態なのです。

走行していてスピードメーターが動かないということは、とても不安になります。

これは整備不良ということで走行はできません。

できる限り早く、整備士に点検してもらうことをお勧め致します。

④タコメーター異常

タコメーターとはエンジンの回転メーターの事ですが、ここが動いていないと回転信号を送ることができません。

走行に問題があるわけではありませんが、修理の予約をしたほうが良いでしょう。

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⑤バッテリーが弱っている

自分でオイル交換などした場合、バッテリー端子をしっかり閉めていないと警告灯が点灯します。

閉めなおしても点灯したままになりますので、整備してもらいましょう。

⑥イグニッションコイルの異常

イグニッションコイルとはエンジンを点火するものですが、ここが異常をしめすと警告灯が点滅します。

ガソリンに火をつけてくれるところが異常だと、パワーが落ちてだんだん動かなくなりますので、一刻も早く整備しましょう。

対策

外国人の画像

エンジン警告灯が点灯しても、慌てる必要がないことがわかりましたね。

安全な場所に車を停めて、整備工場、もしくはディーラーに連絡し指示を待ちましょう。

多くの原因が考えられますが、素人には特定することはできません。

急いで修理をしなくてもいい場所もあることも解りました。

外国車と警告灯

外車の画像

外国車の警告灯も、日本と同じスピードメーター内にあり、外国車に乗って走行中に点灯しても慌てないことが大切です。

しかし外国車は日本産の車に比べて、日本の数倍も部品が使われています。

特にヨーロッパなど環境基準が厳しい国の車は、パーツの数も多いとのこと。

部品の数が多いということは、使われている警告灯の数も多いといえます。

システムのどこかに異常が起こり、故障のリスクも、警告灯の点灯リスクも高くなるということです。

国産の車から外国車に乗り換えたばかりの頃は、この警告灯が点灯しっぱなしの状態に驚くことと思います。

この場合も修理、修理と慌てず、走行に気をつけて整備してくれるところに運びましょう。

まとめ

エンジン警告灯が点灯して一番気をつけなければならないのは「慌てない」ということでしょう。
しかし警告灯がついたということは、どこかに原因があるはずなので、ディーラーに連絡して原因を把握する必要があります。

また、警告灯が消えてしまった場合ですが、車のコンピューターはエンジン警告灯が点灯したことを記録しています。

点検してもらうと原因がわかるはずですから、しっかりと点検整備しましょう。

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